真犯人は親!?いじめの仕返しに相手を拉致監禁した事件の真相

この記事を書いた人「はかせ」
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いつもご覧頂き本当にありがとうございます。
管理人の「はかせ」と申します。

今回の記事は「報復・仕返し」をキーワードに

実際にあったいじめ仕返し事件

をまとめて行きたいと思います。

数多くある「いじめの仕返し」についての
事件のなかで一番有名なのが

今回紹介する福岡県で起きた報復事件
しかも今回紹介する事件の主役は
被害生徒の「父親」になります。

この記事を部屋で真剣に
読んでいるあなたにも、

  • うちの子をいじめたアイツに同じ様な痛い目を合せたい!!
  • 学校がキチンと対応してくれないのであれば、直接殴ってやりたい!!
  • 大人を舐めているとどうなるのか、直接教えてやりたい!!
  • 2度と学校に行けないようにしてやりたい!!
  • (今住んでいる地域に)住めないようにしてやりたい!!
  • 泣いて許しを乞う位になるまで痛めつけてやりたい!!

と、1度は考えた事あると思います。

しかも学校が「加害生徒」側の
味方をする様な発言するから、

「加害生徒」に対する仕返しを本気で
計画した事もあるのではないでしょうか!?

 

今回の記事は、
相手に「本当の恐怖」を与える為に
本格的に仕返しをした親の話になります。

この記事では、

  • この父親が起こした仕返しの内容(相手を拉致監禁した事件の詳細)
  • 被害生徒(仕返しした父親の子)が受けた被害の内容

に触れつつ、これから問題を解決していく上で
必要な事をまとめて行きたいと思います。

これを書いている私「はかせ」も
我が子のいじめ問題を解決するまで
かなりの時間と苦労を掛けてきました。

その実体験も併せて
この記事で紹介して行きたいと思います。

今現在、この問題に苦しんでいて
「明日」が見えないと悩んでいる
あなたのお役に立てれば幸いです。

 

※この他にもこのサイトでは
私たち家族が子供の被害を通して

感じた事や学んだ事をベースにまとめていて
記事形式にして紹介しています。

「いじめ」が他人ごとでは無く
明日は我が子に降りかかる問題であり、

風化させない為にも実体験を基に
記事にまとめています。

 

もし、我が子が不登校になって
どう守って行けば良いのか
分からなくなった時にも、

あわせて読んで頂ければ
お役に立てる内容となっています。

実際に裁判を起こしたり、
弁護士や行政書士の方のお話を聞いたりと

解決策に向けて取り組んできた事の内容を
書いていますので
是非1度読んでみてください。

 

親が加害生徒を直接拉致監禁した「仕返し事件」の内容

今回紹介する「仕返し事件」の内容について
簡単に書いていきます。

息子に起こった被害を知った父親が、
加害者と思われる生徒2人を自宅に監禁し

包丁や注射器などの凶器で脅迫や
暴行を働いたとして
警察に逮捕されてしまいます。

 

事の発端は、福岡県城島中学校に通う
中学2年生の息子が

約1年間いじめを受けていたとして
学校と対応していた事が始まりです。

その後、学校との話し合いや対応を経て
解決したかと思った矢先、

修学旅行で加害者生徒に
お土産を渡している所を家族が発見し、

まだ問題は継続していると感じて
加害者生徒を監禁した事が
今回の事件の全容になります。

 

父親は加害者生徒を監禁し暴行したとして
逮捕されてしまいますが、
逮捕の3日後に釈放。

その後、書類送検されて
簡易裁判所にて「罰金50万円」の
略式命令を受けたのですが、

略式裁判では子供が受けたいじめを
検察がどう判断したのか分からない

として、福岡地裁に正式裁判を請求しました。

この正式裁判はいじめを公にすることによって
いじめの全容を裁判で明らかにし、

加害生徒やその保護者が
参加しなければならない状況にする為に
起こしたとされています。

自らの罪と引き替えに
子供が受けた被害を裁判で
問いかける予定でしたが、

直前に子供の将来を考えて取り下げ、
父親の罰金刑が確定し終結します。

 

今回の拉致監禁事件の元になる「いじめ」の内容

では、この生徒は1年間にどんな被害を
受けてきたのでしょうか??
簡単にまとめて行きたいと思います。

父親の罰金刑が確定した後、
事情聴取で中学校2年生の1年間に受けた
被害を調べると暴力や恐喝など

「犯罪」になる行為が
多かった事が判明しています。

また被害生徒の自転車も壊され、
学校が終わっても付きまとわれたり

学校外でも被害を受けていた事も
明らかになりました。

※中学校のいじめの傾向を統計的にまとめた記事や、対応のノウハウについてまとめた記事を載せていますので一度読んでみてください!

中学生の我が子がいじめられた時、デキる親がやっている神対応とは

弁護士が書いた いじめの対応をスマートにするマニュアル本を紹介

いじめに遭った場合、学校の役割や責任にはどんなものがあるのか!?

学校側と被害生徒の父親が
息子の被害に気づいたのは、
中学校2年生が間もなく終わる2月の中旬。

被害生徒が加害生徒に万引きを強要され
お店に万引きがバレて
いじめの全容が明らかになりました。

この加害者は同じ部活に
所属している生徒でした。

問題の全容が明らかになってから

被害者側と学校との話し合いで
加害生徒との接触を断つ事

上記の約束したのにも関わらず
学校側が対応を怠ったせいで、

2月後半に行われた修学旅行で
お土産を強要される事件が起こり、

被害生徒の父親は自ら相手に仕返しを企て
監禁する事を決意する事となりました。

※今回の様に「学校の対応」が全く機能していない場合の対応について詳しくまとめた記事を載せていますので、一度読んでみてください!

従来のいじめ解決策はダメ!!いじめ問題を年内に解決させる方法

いじめ裁判経験者が語る 実際にやってみて感じた事

いじめの対応をしない学校を「対応せざるを得ない」様にする方法

 

この父親による「仕返し事件」を振り返って...

今回の仕返し事件を振り返って、
「最も効果的な仕返しの方法」について
考えて行きたいと思います。

実際に私「はかせ」は我が子の被害を受けて
裁判まで起こした経験を交えて、
3つのポイントにまとめてみました。

 

まず第一に、いくら加害生徒といえど
「犯罪行為」をしてまで
仕返しをしてしまう事については、

間違いなくやり過ぎだったのではないかと
私は考えています。

この事件では父親が逮捕されて
略式裁判で罰金刑が決まってしまいますが、

罰金刑といえども自分がやった内容が
「罪」として判決が下されています。

真実を明らかにするのに、
自らが犯罪を犯してしまうのは間違いです。

やっている事は加害生徒と
同じ事をしている訳ですから。

 

第二に、犯罪を犯してしまえば
せっかく集めた「証拠や事実関係」が
無駄になる可能性があると言う事。

加害生徒や学校の無責任を証明する
証拠や情報を持っていたとしても、

今回の様に犯罪に手を染めてまで
集めたものであれば

「証拠能力」が認められない
可能性が高いでしょう。

我が子の被害に対する仕返しだったとしても、
「許される事」と「許されない事」は
必ずあります。

徹底的に仕返しするのであれば
もっとリスクの少ない方法を考えるべきです。

 

第三に、問題を解決するのに
裁判を利用した事は

今後の同じ様な問題が起きた時の対策として
非常に有効だったのではないかという事です。

なぜならば、結果的に今回の父親の行動は
犯罪行為になっていますが

「問題」を学校の中だけに終わらせず
「公」に表す事が出来たからです。

これから書くことは
私の個人的な意見が含まれていますが、

「いじめ問題」は「自分の経験」が邪魔して
なかなか問題を公にすることが
出来ないのです。

なぜならば

「誰しもが教育を2回経験している」

から。

一回目は「自分自身」、
二回目は「保護者として」です。

前者は「学びを受ける」立場で
後者は「学びを受けさせる」立場で
教育を経験していきます。

自分自身が2回も教育を経験していくので
「自分の価値観」と「経験」が影響しやすく、

対応が我流になりやすい事が
公に出来ない理由として挙げられます。

その証拠に弁護士でも
教育専門でやっている弁護士は少なくて
教員免許が必須である事もありません。

その反面、医療問題になると
医師免許を持っていないと
弁護士でも簡単には介入できません。

またニュースで
教育問題を題材にした内容でも、

元教師の方がコメンテーターになる事は
ほとんどありません。

なので、自分自身の経験が
判断を支配してしまう事が

いじめ問題を解決するのに
障害になる事が度々あり、

その最たる例が

「先生ごと学校ごとに対応が違う事」

であり、問題が深刻になるケースが
多い事にも繋がっています。

 

以上、今回のいじめ仕返し事件を
振り返ってみて3つのポイントに
まとめてみました。

この3つのポイントから言える

「我が子をいじめから守る為の方法」

としてベストな方法は、

ズバリ、「事実の明確化」をする事です。

事実を明確にすることができれば
「相手側の責任」を追求する事の他に

「我が子の状況を改善する為」の方法が
見えてきます。

万が一事実を明確にしても
学校が対応しない場合には、

その事実を明確にした内容を使って
他の相談機関に相談する事も可能です。

一から説明しなくても状況を把握しやすいので
最終的に弁護士などへ相談する事になっても

把握しやすい分、
対応も時短になる場合があるでしょう。

 

真犯人は親!?いじめの仕返しに相手を拉致監禁した事件の真相 まとめ

今回は「報復・仕返し」というキーワードで、
実際にあったいじめ仕返し事件をもとに
記事をまとめてきました。

事件が起きたのは福岡県立城島中学校。

ここに通う中学2年生の男の子が
いじめの被害に遭った事がキッカケになり、

その子の父親が仕返しとして
加害生徒に「暴行や監禁」を
行ったという事件です。

その子が受けた被害は悪質なもので、
暴力、恐喝、付きまといなどが
横行していた模様です。

学校に対応をお願いしても、
対応してくれないために
父親が実力行使に出てしまいます。

 

今、ほとんどの学校でいじめの対応について
キッチリとマニュアルを組んで
取り組んでいるハズなのですが

「やっていない」学校が実に多いです...。

もし、少しでも学校の対応や言動が
今回の城島中学校の様に
「なぁなぁ」になっていた場合には

これから紹介する方法を
今すぐにやってみる必要があると思います。

そのまま放置してしまえば、
事実の隠蔽は間違い無く行われるでしょう。

 

そこで、今回の仕返し事件で
参考になるポイントは、

「子供が受けたいじめ」を
裁判で明らかにしようとした事です。

  1. どんないじめが起きたのか?
  2. 学校はどんな対応をしているのか?
  3. 加害生徒の親はこの事を知っているのか?
  4. 学校が対応しないのはなんでなのか?
  5. 加害生徒の行為は犯罪に当たるのか?

「裁判」で全て明らかになります。

私たちは人生で2回「教育」を経験し
いつの間にか「我が子のいじめ」についても

「私たちの経験」でいじめかどうかを
判断してしまいます。

1回目は子供の時に自分自身が、
2回目は「親」として

子供に受けさせる立場で
「教育」を経験します。

  • 「学校はこうあるべき」
  • 「これくらいはいじめに入らない」
  • 「子供の成長に人間関係のいざこざは必要である」
  • 「学校の問題に親が入るものではない」

など、いじめに親が介入する事について
否定的な意見が多いのも、

私たちが2回経験する
「教育の価値観」が邪魔をするからです。

今回の事件では父親は罪を犯しましたが、
真実を公表する為に
自ら正式な裁判を要求する事で

子供の受けた痛みをみんなに
知ってほしかったんだと思います。

この事件の様に自らリスクを
背負い込む事をせず、

加害生徒や学校との関係を
明らかに出来る様に

「事実関係について明確にすること」を念頭に
対応する様にして行きましょう。

 

もし、今現在いじめを受けて
誰にも相談できずに
1人で抱え込んでいるのなら

「いじめ-ラボ」に一度お話を
聞かせてもらえませんか!?

我が子が不登校になった時の話や
そこから学校へ復帰した経緯など、

記事には書いていない事も
話をさせてもらっています。

私たちが経験した内容が
少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

 

いじめの対処法 「分からない」「どうすれば」をメールで受付中!

この記事で書いている内容は
私たちの子が実際に受けたいじめを
ベースにまとめています。

さらにこの記事を読んでいる
あなたをはじめ、

今現在いじめで悩んでいる方々に
少しでもお役に立てれる様に
日々勉強をしています。

そこで今回は記事の紹介だけで無く
これからどうやって
この問題と向き合って行くか、

分からない事などについて、
私たち家族が経験した事を中心に

「いじめ-ラボ」の相談コーナー
随時相談を受け付けております。

  • 我が子にいじめが発覚して、これからどうして良いのか分からない
  • 学校がキチンと対応してくれなくて不安だ...
  • 子供の様子がいつもとおかしい
  • 誰にも相談出来なくて、今の気持ちを聞いて欲しい!

など、具体的な内容について
相談を受け付けていますので、

私たち家族の経験が
少しでもお役に立てたら嬉しいです。

※「いじめ問題」について具体的な質問やお問い合わせを受付中!

我が家の「いじめ解決までの2年半」を凝縮した「いじめ-ラボ相談ページ」

長文になりましたが、
最後まで読んで頂き
本当にありがとうございました。

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