なぜ、最近「いじめ問題」を行政書士に依頼するのが多いのか!?

この記事を書いた人「はかせ」
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いつもご覧頂き本当にありがとうございます。
管理人の「はかせ」と申します。

今回の記事は「いじめの解決策」について、
最近「行政書士」がこの問題に対して

対応してくれている事について
まとめて行きたいと思います。

「いじめ」は学校生活で起きるといえども
大人と同じ様な「軋轢」や「派閥」が作られ、

凄惨な仕打ちや自殺に追い込まれたりと
社会問題にまで発展しています。

大人が考え得る対策として
一番頭の中に思い描く事は

「弁護士」に相談して解決する方法が
一般的だと思いますが、

そんな中で「行政書士」を選ぶ方が
少しずつ多くなってきている事を
知っていましたか??

「行政書士」

普通であればあまり耳にしない
職種だと思いますが、この記事では、

  • 行政書士とは何なのか
  • 行政書士はこの問題にどう対応してくれるのか
  • 弁護士と行政書士、どっちに依頼すれば良いのか
  • 行政書士に依頼する時の流れってどんな感じなのか
  • 行政書士に依頼するときにどれ位掛かるのか

これらについてまとめて行きますので、
現在、我が子がいじめられていると思ったら
この記事がお役に立てるかもしれません。

因みにこれを書いている私「はかせ」も
実際に行政書士に依頼して

その時に感じた事も含めて
(メリットやデメリット)
まとめてみました。

 

※この他にもこのサイトでは
私たち家族が子供の被害を通して

感じた事や学んだ事をベースにまとめていて
記事形式にして紹介しています。

「いじめ」が他人ごとでは無く
明日は我が子に降りかかる問題であり、

風化させない為にも実体験を基に
記事にまとめています。

 

もし、我が子が不登校になって
どう守って行けば良いのか
分からなくなった時にも、

あわせて読んで頂ければ
お役に立てる内容となっています。

実際に裁判を起こしたり、
弁護士や行政書士の方のお話を聞いたりと

解決策に向けて取り組んできた事の内容を
書いていますので
是非1度読んでみてください。

行政書士って何!?

先ほども書きましたが、
「行政書士」って一体何をする人なのか
分からない方がほとんどだと思います。

これを書いている私でさえ
何をする人なのかは実際に依頼するまで
分かりませんでした。

実際には「行政書士法」という
法律で決まりがあり、
このように規定されています。

行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類(その作成に代えて電磁的記録(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう。以下同じ。)を作成する場合における当該電磁的記録を含む。以下この条及び次条において同じ。)その他権利義務又は事実証明に関する書類(実地調査に基づく図面類を含む。)を作成することを業とする。

出典元:総務省行政管理局 e-GOV

簡単にまとめると、

  • 官公署(具体例で言えば市役所や県庁など)に提出する書類を作成
  • その他権利義務(相続とかの協議書など)や事実関係を証明する書類を作成
  • 上記に関する書類作成に必要な相談などを受けること

が行政書士の代表的な職務内容となります。

 

行政書士はいじめ問題にどのように対応してくれるのか!?

ではここから行政書士が
この問題にどのように関わってくれるのかを
まとめて行きたいと思います。

先ほどの「行政書士」って何!?で
まとめましたが、

職務内容の一つで

『その他権利義務または事実関係を証明する書類の作成』

という職務内容を基に、

いじめの実態を明らかにし、
我が子がこれからの学校生活を
どのように復帰していくのか

これを具体化する書面を作成し、

学校で起きている問題を明確にして
「我が子のこれから」をサポートする
お仕事が出来る

といえるでしょう。

例えば、我が子のいじめが
まだ明確になってなくて
下手に行動出来ない場合や、

なかなか学校に行く事が出来ず
我が子の様子をまとめ学校へ
対策を取ってもらう事などが挙げられます。

主に「問題の初期段階」など
分かりそうで分かりづらい「いじめ」の対応に
適していると思われます。

 

さらに、我が子が受けた被害が
明確になっている場合、

  • 暴力によるアザがある
  • LINEによる誹謗中傷が画像として残っている
  • カバンや筆記用具が破壊されている

など例を挙げてみましたが
これらが証拠として手元にある場合にも

「学校がいじめに対して消極的な場合」
働きかける事も出来るでしょう。

それと同時にこれらの事実が
判明しているのにも関わらず、

尚学校が消極的な動きであるのであれば
学校の対応に不備があった事にも繋がります。

 

まとめると、行政書士は
「裁判」を前提としない対応
メインとしている事が分かりました。

  • 裁判まではなかなか進めない
  • 出来るだけ話し合いで対応して行きたい
  • 裁判よりも我が子の「これから」を学校と話し合いたい

このように考えている場合は
行政書士が心強い味方になる事は
間違いはないでしょう!!

 

「弁護士」と「行政書士」どっちに依頼すれば良いのか?

選択肢が多く存在している以上、
どっちの手段を使えば良いのか
迷うと思いますので、

先ほどの段落の続きになりますが
正直どっちが良いのかを
まとめて行きたいと思います。

具体的な例を挙げて説明すると、
いじめられている子をA君とします。

いじめの内容は次の通りで、

  1. 暴力(肩や腕にアザがある)
  2. カツアゲ
  3. LINEに夜仲間はずれ

これに対する学校の対応は次の通り。

  1. 暴力に対してはいじめでは無く、行き過ぎた子供達のからかい
  2. カツアゲは知らない
  3. LINEも知らない

これらの被害に対する学校の対応は
A君の被害を「軽く受け止めている事」
見て取れると思います。

《行政書士の場合》

このような場合には
A君の被害を書面でまとめ、

その書類に手元にあるアザや
LINEのやり取りの写真を学校へ提出。

学校に今起きているA君の被害を
「いじめ」として認めてもらいつつ、

その後のA君の学校生活のサポート、
不登校になっているのであれば
その後復帰に向けてどのように動くのか、

話し合いの為の要望書として
活用する事が出来ます。

またこれらの書類を見て
それでも学校側の対応が
消極的であったりするのであれば、

上記の要望書と学校の対応をまとめて
教育委員会へ対応をお願いする事が出来ます。
(学校への指導など)

《弁護士の場合》

弁護士の強みは裁判まで代理人として
対応してくれる事。
(行政書士では裁判に関する業務は不可)

学校がほぼ動いてくれない場合や
教師自体がいじめに関与している場合など、

裁判でしか解決が不可能な場合は
真っ先に弁護士に依頼する事が大事です。

今回の具体例では
「暴力」と「カツアゲ(恐喝)」が
犯罪に当たるために問題が深刻化し、

Aが転校を余儀なくされたり
最悪の場合自殺してしまった場合など

その学校で解決策をとる事が
実質的に不可能な場合は
弁護士による解決が一番だと思われます。

 

以上、弁護士と行政書士
どっちに依頼すれば良いのかをまとめると、

  • 「裁判」という事を中心に置いたときに、裁判を起こさずに学校と「これからの対応」や「その後のサポート」を話し合うのであれば行政書士に依頼する方が良い
  • 「裁判」という事を中心に置いたときに、我が子のいじめの被害に対する解決策が既に裁判でしか実現しない場合には弁護士に依頼する方が良い

となるでしょう。

もちろん今の学校でのいじめは
この具体例の様に簡単では無いので、

あくまでも一つの例として
参考にして頂ければ幸いです。

 

さらにここで弁護士と行政書士の
メリットやデメリットについてもまとめると

行政書士の書いた書面は今回のケースで言う
「事実関係の証明に対する書面」になるので
法律の様に強制力が働くものではありません。

簡単に言うと、今回の被害は「~でしたよ」と
言っているだけということです。

「~してください!!」と要望書を書いても
学校の校務は校長が司っていて、

ある程度の裁量権が働きますので
「要望書」も完全ではありません。

最初から弁護士で良いじゃん!!!

と思われる方もいると思いますが、
裁判も万能では無く

いじめの裁判は損害賠償を求める裁判が多く
損害賠償はいわゆる「お金で解決しましょう」
と言う事になります。

さらに裁判に掛かる時間は
年単位で掛かるものも多く、

実際に裁判を考えるのであれば
我が子の学校生活がどれ位残ってるのか
考えないと行けません。

小学校なら6年間、
中・高校ならそれぞれ3年間の時間しか
残されていません。

裁判では年単位でかかるものばかりで、
中には終結までに約10年近く
掛かっているものも存在しています

※裁判についてまとめた記事はコチラ!!

『いじめ裁判についてまとめた記事一覧』

さらに裁判は必ず勝てるものでもありません。

「敗訴」してしまえば
さらにその判決を審議して

こちら側の訴えを
認めてもらう事になりますので
費用も時間も掛かります。

最善を尽くしても
負けるときもありますので、

安易に裁判を選ぶ事はせず
じっくり考えた上で弁護士を選択する事が
肝要になります。

 

実際に行政書士に依頼するとどんな流れになるのか!?

ここでは実際に私たちが依頼した
行政書士の方の流れを
ここでは紹介させて頂きます。

まず始めに、
「無料相談」をメールにて送ります。

  • 子供が受けている被害の内容(分かる範囲で)
  • 担任の先生に相談はしたのか、したのなら先生はどのように動いてくれたのか
  • 担任の先生以外にいじめを知っている先生はいるのか
  • もし通えるのであれば今の学校に復帰させたいのか
  • 学校に復帰したとして、その後のサポートをどのようにしていきたいのか

私たちの場合これらの項目について
メールで相談しつつ、

どのように書面を書いていくか
一緒に考えて行くスタイルで進みました。

私たちが望んだ内容を
行政書士の方に依頼して作成してもらい、

「これも言っておきたい」という項目があれば
その都度変更してもらったりと
いろいろやってもらいました。

この行政書士の方はご自身の子供も
いじめに遭ってしまったとの事で、

本当に我が子の事の様に
対応してくださったので
とても好印象でした。

 

書面が出来上がるまでの期間は
私達の場合は約2週間くらいでした。

何度か変更を依頼していましたので、
もっと早く出来たかしれません。

メールのやり取りのみで来所もせずに
ここまで出来たので結構満足でした。

その後学校に提出した時には
思ったより早くいじめの情報が
開示する事が出来たし、

子供がまた学校に通えるように
地盤を整える事もスムーズに進めました。

何より学校との対応を
明確にする事が出来たので
本当に依頼して良かったと思っています。

おかげで来年(2019の年)3月で
いよいよ学校卒業する事が出来そうです!!

 

行政書士に依頼したらどれ位掛かるの!?

やっぱり我が子の緊急の悩みとしても
「費用」は気になる所だと思います。

転校や裁判を考えた所で「費用」を考えると
二の足を踏んでしまうことあると思います。

引っ越してもいじめが
100%起らないとは言えませんし、
裁判をしても必ず勝てる訳ではありません。

ましてや、裁判を起こすとなると
被害に応じて数万~数十万円と掛かりますので
手頃に起こせる代物でも無いです。

数あるいじめ問題を対応してくれる
行政書士の方々のサイトを調べてみると...

  • 書面作成は5,000~20,000位が多い
  • 相談は無料(中には時間で金額設定している所もあるけれどごく少数)
  • その他のサポートについて料金を設定している所もあるが、上記2つの料金のみでやっている事が多い

トータルで費用は数万円で留まる所が
ほとんどでした。

弁護士と比べるとやはり格段に
費用が抑えられる傾向にあります。

また特徴的に、
「自分自身が被害を受けている」方が
少なからずいらっしゃいます。

実際に被害を受けているからこそ、
相談に乗れる部分は非常に心強いと思います。

費用だけで見ると行政書士の方が
圧倒的に有利ですが、

弁護士には裁判終結までの
代理権がありますので
高いのは当り前ではあります。

いじめの被害状況と我が子が
今後どのようになって欲しいのか、

どうしたいのかを明確にして
誰に相談するのか決めると良いですよ。

絶対に金額だけで決めないで下さい!

 

なぜ、最近「いじめ問題」を行政書士に依頼するのが多いのか!? まとめ

今回の記事では

「最近、行政書士がいじめ問題について対応してくれる事」

について詳しくまとめてきました。

  • 行政書士って何!?
  • いじめ問題についてどのように対応してくれるのか
  • 弁護士と行政書士ではどっちに依頼するのが良いのか
  • 実査に依頼した時の流れはどんな感じか
  • 行政書士に依頼すると費用はいくら掛かるのか

これらの5つの項目を基にまとめてきましたが
学校の状況や我が子の状態に合せて

どれか一つ、場合によっては
両方という方法もあります。

 

メリットとして行政書士に依頼する場合には、

  1. 費用を抑えることが出来る
  2. 裁判を起こさずとも学校との話し合いを明確にしたり事実関係を明確にする事が出来る
  3. 学校の対応、出方を見ることが出来る

デメリットとして、

  1. 行政書士の作った書面は強制力が無い
  2. 取り返しの付かない被害には対応出来ない(裁判でしか解決策が見いだせない場合)

行政書士の対応は
書面での対応がメインになりますが、

書面と言う「形」で残すと相手側や学校側が
どのように対応をしているのか
明確になります。

書面を受け取り拒否した時には
(内容証明を受取拒否した時など)

いじめ問題を対応する気が無いと
言っている事と同じになりますので、
学校の対応が目に見えて分かると言う事です。

弁護士に相談する事が一般的になっていますが
今回記事にまとめたように

行政書士がいじめに対応してくれた方が
解決が早い場合があります。

中には実際に「いじめ」を受けていた方が
相談に乗ってくれる所もあり、

親身になって相談を受けてくれるので
1度相談をしてみて下さい。

 

もし、今現在いじめを受けて
誰にも相談できずに
1人で抱え込んでいるのなら

「いじめ-ラボ」に一度お話を
聞かせてもらえませんか!?

我が子が不登校になった時の話や
そこから学校へ復帰した経緯など、

記事には書いていない事も
話をさせてもらっています。

私たちが経験した内容が
少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

 

いじめの対処法 「分からない」「どうすれば」をメールで受付中!

この記事で書いている内容は
私たちの子が実際に受けたいじめを
ベースにまとめています。

さらにこの記事を読んでいる
あなたをはじめ、

今現在いじめで悩んでいる方々に
少しでもお役に立てれる様に
日々勉強をしています。

そこで今回は記事の紹介だけで無く
これからどうやって
この問題と向き合って行くか、

分からない事などについて、
私たち家族が経験した事を中心に

「いじめ-ラボ」の相談コーナー
随時相談を受け付けております。

  • 我が子にいじめが発覚して、これからどうして良いのか分からない
  • 学校がキチンと対応してくれなくて不安だ...
  • 子供の様子がいつもとおかしい
  • 誰にも相談出来なくて、今の気持ちを聞いて欲しい!

など、具体的な内容について
相談を受け付けていますので、

私たち家族の経験が
少しでもお役に立てたら嬉しいです。

※「いじめ問題」について具体的な質問やお問い合わせを受付中!

我が家の「いじめ解決までの2年半」を凝縮した「いじめ-ラボ相談ページ」

長文になりましたが、
最後まで読んで頂き
本当にありがとうございました。

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