実際にあったいじめ報復事件から学ぶ最も効果的な「克服」の仕方とは

この記事を書いた人「はかせ」
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いつもご覧頂き本当にありがとうございます。
管理人の「はかせ」と申します。

今回は「いじめ 克服」というキーワードで
実際に事件にまで発展した
「三重県いじめ報復事件」にフォーカスを当て、

いじめっ子に効果的な仕返しが出来て
さらにいじめも克服出来る方法について
まとめて行きたいと思います。

今現在学校で被害に遭って
学校自体通えなくなっている子や、

未来に希望が持てず自殺まで考えてる子、
または傷ついているご家族は
非常に多いと思います。

この記事はそんなご家族に向けて
「問題を克服する為の道しるべ」として
書いています。

記事を書いている私も
我が子が被害に遭い、

問題を克服するまで約2年間
非常に苦しく長い日々を
暮らしてきました。

最終的には裁判まで起こして事実を公にし、
加害者家族に制裁を与え、
何とか形は「解決」まで進む事が出来ました。

※私たち家族がいじめを受けてから克服するまでの道のりをコチラで詳しくまとめていますので、1度読んでみてください。

初めまして、いじめーラボの「はかせ」です(プロフィール紹介)

今は凄く苦しいと思いますが
必ず出口はあります。
そして必ず克服する事が出来ます。

でも、克服する道のりの途中で
迷う事もあるでしょう。

そんな時にこのサイトが
「克服の道しるべ」になれたら幸いです。

※この他にもこのサイトでは
私たち家族が子供の被害を通して

感じた事や学んだ事をベースにまとめていて
記事形式にして紹介しています。

「いじめ」が他人ごとでは無く
明日は我が子に降りかかる問題であり、

風化させない為にも実体験を基に
記事にまとめています。

 

もし、我が子が不登校になって
どう守って行けば良いのか
分からなくなった時にも、

あわせて読んで頂ければ
お役に立てる内容となっています。

実際に裁判を起こしたり、
弁護士や行政書士の方のお話を聞いたりと

解決策に向けて取り組んできた事の内容を
書いていますので
是非1度読んでみてください。

 

実際に起きたいじめ報復事件の内容

最も効果的な「いじめ克服の方法」を
説明する前に、

先ほど書いた通り、
実際に三重県で起きたいじめ報復事件の内容を
まとめていきたいと思います。

事件が起きた時は2016年12月。
事件が起きた時間は
深夜12時を回った時に起きました。

飲食店アルバイトの男性(19)が
家に放火して逮捕された事件です。

この男性アルバイトは
家の勝手口とトイレの網戸、
エアコンの室外機に放火した模様。

事件当時、この家に暮らしていた家族は
みな寝ていたのですが、

焦げた臭いに気が付いて
非難しケガはありませんでした。

このアルバイトの男性の犯行動機は

この家に住んでいる女性に
小学校の頃いじめられたから仕返しに放火した

と取り調べで供述しています。

 

調べてみて分かった事

当時の事件を起こしたアルバイトの男性は
小学校の時にいじめを受けて

短くとも7年間仕返しする為に
思い悩んで生きてきた
と思われます。

小学校6年生でいじめを受けたとして
短くとも7年間なので、

小学校低学年であればもっと長い時間
思い悩んでいたことになります。

しかし、実際に放火された家の女性の
(小学校の時にいじめをしていた子)
インタビューでは、

この女性はこう述べています。

  • 「やっていない」
  • 「そもそも覚えていない」
  • 「(男性のことを)気持ち悪い」

しかも、半笑いで
インタビューに答えています。

被害女性のインタビューはコチラ!!

このインタビュー動画には
「仕返し」について
2つのポイントがあります。

それは、

被害を受けた側は何年経っても
「やられた事」を忘れる事は出来ない

ということです。

何年経っても
「やられた経験を忘れる事が出来ない事」は、

「いじめ」を克服出来ないと悩んでいる方の
一番の壁になると思います。

ことあるごとにフラッシュバックして苦しみ
関係の無いことでも思い返していまい、

どうして良いのか分からず
立ち止まってしまいます。

何日も何年も悩み続け、前に進みたくとも
進めない状況だったのでしょう。

 

2つ目は、1つ目に対して

「やった側」はいじめと思っていない

と言うことです。

それどころか、
被害者の事なんて覚えていません。

このインタビュー動画がその証拠になります。

自分がいじめてきた子を半笑いで
「気持ち悪い」と言えるのだから、
当時の事を反省している様には見えません。

自分が加害者だと思っていないから、
「あの時は本当に悪かった」と
反省はありませんし後悔もありません。

下手すれば、顔を見たとしても
「コイツは誰だ?」と
言われるだけかもしれません...。

 

今回の三重県で起きたいじめ報復事件を
紐解いていくと、

「被害者側」と「加害者側」の温度差が
非常に大きい事
が分かると思います。

いつまでもいじめに囚われてしまうのは
「被害者側」で、

いじめたことや言った事について
全く覚えていないのが「加害者側」になり、

温度差が大きければ大きいほど
大人になった時の報復も
苛烈になる傾向にあるようです。

では次の段落で、

「報復よりも効果的ないじめの克服法」

についてまとめて行きたいと思います。

 

報復よりも効果的な「いじめ克服法」について

いじめを受けて
「いつか仕返ししてやろう」とか
「復讐してやる」と思っても、

相手が自分の事を覚えていなければ
何の為に仕返しや復讐をするのか
意味が無くなります。

先ほどの動画でも合ったように、
加害者側は細かく当時の事を覚えていません。

これはまず間違いなく
「この問題全て」に言える事です。

その反面、被害者側はやられた事を
いつまでも覚えています。

覚えているというよりも、
「忘れられない」と言った方が
適切かもしれません。

自分の事を覚えていない人に
仕返しや復讐を考えている事ほど、
虚しい事はないです。

仕返しや復讐の真の目的は

自分にしてきた事を後悔させながら
「許してください!」と言わせる事

にあると私は考えています。

そうで無ければ、
本当の意味での仕返しや
復讐にはならないでしょう。

もし、加害者側に仕返しや
復讐をしてしまったら

「やってる事」は
加害者と同じになってしまいます。

なので、いじめ問題で仕返しや
復讐を考える事は虚しい事だと
私は思います。

では、どうすれば良いのか!?

答えは、

誰もが羨むくらいに
自分が生きたい様に前に進む事

だと私は思います。

  • みんなが「いいね!」と思っていても、自分が「嫌い」と思っていたのなら「嫌い」と言う
  • 自分が好きになったものを誰かに批判されても、「好き」を貫き通す
  • 自分の事を無理して分かってもらおうとしない
  • ほんの少しでも良いから自分自身を褒めてあげる
  • 学校なんて行かなくても社会人になって成功している人は沢山いる(自分にも出来る)
  • 他の人の価値観に惑わされない
  • 意外と友達が多いと「足かせ」になる事の方が多いから、自分の時間を大事にする

今具体的に挙げた内容の様に、
誰になんと言われようが

「自分の人生を謳歌する事」が
最高の仕返しや復讐であり、

最も効果的な「いじめ克服の方法」だと
私は我が子のいじめを
間近で見ながら学びました。

我が子の「いじめ被害」の経験から、

「憎しみ」を糧に生きる事は、
必ず何処かで無理が出てくる

と言うことを学びました。

それならば、これからの自分を思い描いて
一歩でも前に進む事を考えていた方が
よっぽど建設的だと思います。

何より、「楽しい」ハズです。

人生を精一杯生きている姿
(問題を克服した姿)を
加害者側に見せつけると、

相手は自分とのギャップに悩むハズなので
これ以上無い「仕返し、復讐の方法」だと
私は実際に経験して思います。

思いっきり見返してやりましょう!!

 

それでも、なかなか克服する事が出来ずに
いじめられた事に憎しみや悲しみ、

恐れや怒りを感じるのであれば
「学校そのもの」から離れてしまいましょう。

義務教育期間や大学進学なんて
難しい事は全て後回しにして
「楽」になりましょう。

学校の本来の姿は
「無理をしてまで通う事」では無く

「自主的に学びを得る場所」ですから、
自分がボロボロになるまで苦しむ位なら
行く必要はありませんよ!

 

親の私たちが「今から」出来る事 いじめ克服に向けて

では、先ほどの段落でも説明した様に
「子供が自分の生きたい様に前に進む」事を
実現させるには何が必要なのか、

親である私たちに「克服」に向けて
何が出来るのかまとめて行きたいと思います。

実際に我が子が
被害に遭った時に取った内容も
併せて書かせて頂きます。

我が子のありのままを認める

「我が子を認める事」こそ誰でも出来て
すぐに出来る方法です。

どうしても我が子の言っている事や
望んでいる事を「大人の目線」で考えて
言葉で返してしまう事が多いと思います。

時には口論になってしまい、
頭ごなしに否定もしてしまうでしょう。

「我が子の味方は私しか居ない!」

こう思ってしまっても
口に出してしまう事あると思います。

私「はかせ」も
口に出してしまう時ありましたし、
何度も子供に謝った事もあります。

子供のことだけで無く、
「自分自身」を認める事も含みます。

誰も完璧な人間なんて居ないし、
やれることは限られています。

だからこそ「ありのまま」認めて、
「克服」に向けて一緒に進む様にしましょう。

子供はそんな姿に共感し、
思いを伝えてくれるようになりますよ。

子供の「逃げ場所」を作る

いじめに遭うとかなりの確率で
「不登校」になります。
我が子も不登校になってしまいました。

問題なのは「不登校」という言葉を聞いて
否定的なイメージが定着している事です。

大人でさえ会社を休みたいと思う事は毎日あり
人間関係や縦社会に嫌気がして
サボる人もいるのが現実です。

子供だって休みたいと思います。

それが「いじめ」や嫌がらせなどが起きて
学校に行きたくない(行けない)のであれば、

不登校という選択肢だって
「正当な理由」になると思います。

しかも「学校に通うこと」だけが
今あなたの子がするべき事ではないハズです。

不登校になる事に
「否定的なイメージ」を持つ必要は無く、

逃げることが出来るのであれば、
危険を察知した時は逃げれば良いと思います。

その時にケガするくらいなら、
自分の身を守る為に逃げた方が賢明です。

問題に立ち向かうだけが
解決や克服ではなく、

「逃げる事」も解決になる場合もあるし
克服に繋がる事もあります。

だから不登校になっても悩む事無く、
逆に「辛かったら逃げておいで」と
言えるくらいに、

「子供が逃げられる場所」を
確保するようにしてください。

「頑張れ」と言わない

これも良くある話で、
親である自分たちの学生時代をもとに

負けないように頑張れ!とか
そんな事では社会人として
やっていけないとか言ってしまう事

この様な事ありませんでしたか?
私自身も良く言われました。

しかし、良く考えて見ると、
親に心配を掛けまいと空元気でも

悟られないように気丈に見せていた子供は
頑張っていないのでしょうか??

私は、そんな子供は大人以上に
頑張っていると思います。

そんな気持ちをくみ取れない様では
「親」とは言えないと思います。

「負けないように頑張れ!!」と
仮に言われてしまえば、

今現在問題にぶつかっている事自体を
「負けている状態」と思ってる事になります。

乗り越えられなかった時も同じです。

そして、そんな事では社会人として
やっていけないと仮に言われてしまえば、

現に今「社会人としてやっていけない」と
宣言されている様なものです。

そんな風に思っている親に
誰が相談出来ますか?
出来ませんよね??

いじめを受けていることや
悩んでいる事を言ってくれただけでも
十分頑張ったと思います。

なので、カミングアウトした時には
まず「褒めて」あげてください。

専門家に相談する

この内容は子供から
相談された後の話になりますが、

いざこの問題が発覚すると
「どう対応して良いのか分からない」と
答えるご家庭が非常に多いです。

ニュースとかで報道されている
「他の子がいじめられている時」には
何とでも言えるのですが、

いざ自分がその立場に立ってみると
どうして良いのか分からなくなる事が
多いのです。

どうして良いのか分からなくなった時の為に
相談に乗ってくれる所があるという事を
知っておいた方が良いでしょう。

いじめ問題は自分だけで
克服出来る程簡単では無いし、
時間も掛かります。

なので遠慮せずに相談してみましょう。

 

実際にあったいじめ報復事件から学ぶ最も効果的な「克服」の仕方とは まとめ

今回は「いじめ 克服」というキーワードで、
実際に事件にまで発展した事例をもとに

「最も効果的ないじめ克服の仕方」について
まとめて見ました。

この記事にまとめた
「最も効果的な克服の仕方」とは、

『誰もが羨むくらいに
自分が生きたい様に前に進む事』

になります。

私がこの克服の方法を薦める理由は、

「加害者側はやった事について
深く考えていないし、
何よりアナタの事なんて覚えていない」

からです。

今回の記事で具体例として
「三重県で起きたいじめ報復事件」を
紹介しましたが、

過去にやられた報復でいじめっ子を
襲った所で何の解決にもなりません。

だって、何も思ってもいないし
感じてもいないから。

なので自分の事なんて
少しも覚えていないのであれば、

いくら仕返しや復讐をしたところで
何の意味もない事になります。

 

だったら、スパッと切り捨てて
「自分の事」だけを考える様に
していきませんか?

自分が思う存分将来を満喫出来る様に
これからの事だけを考えて
生きていく事こそが、

加害者にとって最も効果的な
仕返しや復讐になり、

ひいては「いじめの克服の方法」に
なるのではないでしょうか。

以前いじめていた子が自分よりも
「充実した毎日」を送っている姿をみると、

いじめていた子は
イライラする傾向にあるようです。

他の学校や新しい進学先で
「充実した毎日」を送っている子を

「中学デビュー」とか「高校デビュー」などと
言ってからかうのは

あなたの子の事を見て
嫉妬しているからです。

「いじめていた奴」と同じ目線や
価値観に合せる必要なんて無いから、

本当に自分に必要な事だけを見て
「いじめ克服」に向けて
進む様にしていきましょう。

 

その上で、私たち親の立場で
「いじめの克服」に向けて
何が出来るのかをまとめてきました。

  1. 我が子のありのままを認める事
  2. 子供の逃げ場を作る事
  3. 頑張れと言わない事
  4. いじめ専門家に相談する事

我が子をいじめ問題から助ける為に、
出来る事からすぐに始めましょう!!

もし、今現在いじめを受けて
誰にも相談できずに
1人で抱え込んでいるのなら

「いじめ-ラボ」に一度お話を
聞かせてもらえませんか!?

我が子が不登校になった時の話や
そこから学校へ復帰した経緯など、

記事には書いていない事も
話をさせてもらっています。

私たちが経験した内容が
少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

 

いじめの対処法 「分からない」「どうすれば」をメールで受付中!

この記事で書いている内容は
私たちの子が実際に受けたいじめを
ベースにまとめています。

さらにこの記事を読んでいる
あなたをはじめ、

今現在いじめで悩んでいる方々に
少しでもお役に立てれる様に
日々勉強をしています。

そこで今回は記事の紹介だけで無く
これからどうやって
この問題と向き合って行くか、

分からない事などについて、
私たち家族が経験した事を中心に

「いじめ-ラボ」の相談コーナー
随時相談を受け付けております。

  • 我が子にいじめが発覚して、これからどうして良いのか分からない
  • 学校がキチンと対応してくれなくて不安だ...
  • 子供の様子がいつもとおかしい
  • 誰にも相談出来なくて、今の気持ちを聞いて欲しい!

など、具体的な内容について
相談を受け付けていますので、

私たち家族の経験が
少しでもお役に立てたら嬉しいです。

※「いじめ問題」について具体的な質問やお問い合わせを受付中!

我が家の「いじめ解決までの2年半」を凝縮した「いじめ-ラボ相談ページ」

長文になりましたが、
最後まで読んで頂き
本当にありがとうございました。

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