こんばんわ!!
いじめ-ラボ管理人の「はかせ」と申します。
今回の記事は「いじめの解決策」をテーマに、実際にいじめを受けて分かった「いじめを乗り越える方法」を書いていきたいと思います。
この方法についてまとめて行く前に、加害生徒が決まって言う言葉について触れておきたいと思います。
この問題で良く言われるのは「やられる側に問題がある」という事。
確かに、前にいじめる側で立場が逆転しやられる側になったり人の悪口とかを言っている場合は「やられても仕方無い」と思う方が少なからずいらっしゃるのではないでしょうか??
しかし、実際に事例を調べて見ると「何かしら原因があるケース」はほんの少ししかありません。(例え原因があったとしても「いじめ」はダメなのですが...)
では、実際にこの問題で「いじめられる原因」として多いのはどんな理由なのでしょうか??
その原因を明らかにするために、私「はかせ」の子が受けた「いじめ」をベースに考えて行きたいと思います。
私の子は何処にでもいる普通の子で、休みの日にはゲームや部活たまに洗濯をもしてくれる優しい子です。
クラスの子に聞いても「人の悪口を言うヤツではない」と言うくらい、悪口や陰口は言いません。
それなのに、最近まで酷いいじめを受け不登校になってしまいました。
この記事を書いている頃には何とか学校に行けるくらいまで回復しましたが、大半のいじめ問題では1度不登校になってしまうとなかなか戻れずに悩んでいる事が多いのではないでしょうか。
真面目な子が言われも無い事を言われたり酷い暴力で惨めな思いをしないように、私たち家族がこの問題と戦ってきた内容をまとめつつ、「いじめを乗り越える方法」を明らかにしていきたいと思います!!
※この他にもこのサイトでは私たち家族が子供の被害を通して感じた事や学んだ事をベースにまとめていて、記事形式にして紹介しています。
「いじめ」が他人ごとでは無く明日は我が子に降りかかる問題であり、風化させない為にも実体験を基に記事にまとめています。
もし、我が子が不登校になってどう守って行けば良いのか分からなくなった時にも、あわせて読んで頂ければお役に立てる内容となっています。
実際に裁判を起こしたり、弁護士や行政書士の方のお話を聞いたりと解決策に向けて取り組んできた事の内容を書いていますので是非1度読んでみてください!!
※いじめ問題と過去の裁判や判例についてまとめた記事はコチラ!!
何故、何でもない子がいじめられるのか!?
いじめはある日突然始まります。
同じクラスの友達、近所の友達、前からの友達、友達でなくともやられる事があります。
割合的に一番多いのが「昔からの友達」だったり「今まで本当に仲が良かった友達」が加害者に回るケースが多いことが分かっています。
しかも、同じクラスでなくとも被害を受ける場合も多い事が判明しています。
このサイトでも『裁判 判例』のキーワードで調べた資料を見てみると、加害者になる生徒は大半が被害者と密接な関係(仲の良い)だった生徒だと言う事が分かっています。
被害生徒と密接な関係にある生徒だからこそ「クラス」でいじめが起きやすくなるし、他のクラスや学校だったとしてもいじめに発展しやすいと言えるでしょう。
こういったクラス内の人間関係は主に「スクールカースト」と言われ、日本の学生の大半が問題に対して「傍観者」になる原因がここにあります。
※クラス内の人間関係やスクールカーストについて詳しくまとめた記事を載せていますので一度読んでみてください。
『我が子のいじめから学んだ、いじめが起きやすい学校やクラスの解決策』
『小学生の我が子をいじめから守る為に今から出来る解決策とは!?』
これらの記事や資料をまとめて判明した事は、
いじめられる理由は「被害者」にあるのではなく「加害者」が決めている事
と言う事実です。
それこそ始めは仲の良い友達同士の「じゃれ合い」だったハズが、子供同士の「空気を読む」習慣が災いして「イタズラする側」と「される側」を演じる必要が出てきます。
簡単に言えば、「いじられキャラ」になった子が被害者になると言う事です。
また、実際に被害者と加害者が仲が良くなくとも「仲が良いグループ」の中で結託し、1人の生徒を攻撃する場合もあります。
このケースだと他のクラスや他の学校の生徒が加害者に回る場合が多くなり、学校の対策が後手に回るケースが多くなります。
他の学校の生徒の情報まで学校では管理することはしませんので、問題を解決する事が非常に難しく時間が長く掛かるでしょう。
加害者が「身近の友達」の場合も「あまり親しい友達」でなくとも、いじめる理由としてハッキリしている事は「理由や原因は加害者が作っている」と言う事です。
冒頭にでた「やられる側にも原因がある」という理由は、「いじめ」を正当化しようとする呪いみたいなものです。
決してこの言葉に正当性を感じる事があってはいけないと私「はかせ」は思います。
いじめを乗り越える方法
ここでは、「いじめを乗り越える方法」についてまとめて行きたいと思います。
実際に我が子が被害者になって苦しんだ約2年間を基にまとめた答えを書いていますが、未だにこの問題に苦しんでいます。
いじめられて間もない頃は人と会うことが恐怖でしかなく、学校はおろか外に出ることでさえ出来ませんでした。
しばらくして何とか学校に行く事が出来る様になりましたが、週に2~3日は途中で早退する時があります。
時間がある程度経って、今では普通に学校に通っていますしバイトも最近始めました。
ここまで来るのに約2年掛かりましたが、我が家のケースはまだ早いほうです。
少しでもいじめ問題から抜け出す為には、ある程度私たち(被害生徒側)自身も考え方を言い方向に改めなければならない場合があります。
厳しいかも知れませんが最終的には「自分の足」で立ち上がらなければなりません。
時には学校の助けを得る事も必要になるでしょうし、親としても厳しい言葉を言わなければならない時もあるでしょう。
そんな時に忘れてはいけない「乗り越える方法」4つをここで紹介していきたいと思います。
被害者側から変わろうと努力しない事
先程書いた「いじめられる理由や原因は加害者が勝手に決めている」と言う事を踏まえて、いじめられない様にする為に「被害者側から変わろうと努力する必要」はありません。
だって何も悪くないですから、変わろうとする必要はありません。
「自分が悪い」
「みんなに迷惑をかけている」
「自分なんていない方が良い」
「死んだら楽になる」
なんて絶対思わないで欲しいです。
学校やクラスと言った「密室」では集団の言動や行動が「多数決」で決まりやすく、物事の是非の判断が一般常識と比べる事が出来ない場合が多いです。
分かりやすく言うと「みんながそう言っている」としても、その「みんな」は本当に「みんな」なのかは誰にも分からないと言う事です。
学校やクラスといった場所は影響力のある生徒が言った内容がそのまま相手に伝わり安い反面惑わされやすい事もあります。
他の誰かが言った事を鵜呑みにして「自分が悪い」と思ってしまったら加害者側はもっと被害者を痛めつけてくるでしょう。
「自分は悪くない」
「誰にも迷惑をかけていない」
「自分は必要とされている」
「これから楽しい事が沢山待っている」
こんな感じに「自分をしっかりと持つ事」が乗り越える方法の基本となります。
学校・クラスを離れる
もし万が一、学校の先生もいじめに荷担しているような場合ならそんな学校には行かないで良いです。
遠慮せずに学校を転校、もしくは休学して良いと思います。
「自衛」のための不登校なら私は良いのではないかと思います。
加害者から被害を受けて「やられたままでは悔しい!!」と思っているのであれば、裁判で転校費用などを請求する方法もあるでしょう。
「学校」から離れる方法は「引っ越しを伴う転校」だけでなく、学区だけを変更する方法もあります。私立の学校に進学する方法もあります。
またクラスに通う事無く別室に通う方法もありますし、保健室登やフリースクール・適応指導教室に通う方法など方法は沢山あります。
一度子供の状況や家族の経済状況なども踏まえて「これからの方針」を話し合う事が必要ですしょう。
※「フリースクール」と「適応指導教室」についてまとめた記事を載せていますので、一度読んでみてください。
将来の選択肢を沢山知っておく事
加害者からの嫌がらせを受けて学校に行けなくなってしまうと、進学を考えている場合は「勉強」、就職を考えているのであれば「今後やっていけるのかどうか」が心配になってくる所だと思います。
いくら気持ちの部分でしっかりと自分を持っていたとしても、思うように進めることが出来なければ将来に対する不安がドンドン大きくなって行くと思います。
私たち家族もそうでした。
実際になって分かった事ですが、進学先や就職など「将来の選択肢」は私たちが知っている事よりも沢山あります。
例えば高校に進学する事を例にとって見ていくと、「通信制」の高校や「定時制」の高校など昔に比べれば高校の数は増えてきています。
さらにこの通信制の高校や定時制の高校でもキチンと大学に進学している生徒も近年増加してきています。
就職に関して見ていくと、会社に通勤して働くスタイルの他に「在宅ワーク」の形式を取っている企業が増えてきています。
この記事を書いている私「はかせ」も在宅ワークで働いている1人です(副業)。
裏を返せば「良い大学に行って良い企業に就職すれば安泰」といった価値観はもう既に崩壊しています。
自分の将来は自分で開拓していく位の気持ちでなければこれからは幸せにはなれないでしょう。
学校の中だけが友達の範囲ではない事
学校に普通に通っていると気づかない場合が大半だと思いますが、学生の時代は友達みんな「同世代」の子がほとんどだと思います。
しかし、1度社会に出てみると友達や一緒に過ごす相手はいろんな世代とお付き合いをする事が当たり前になってきます。
自分より10歳以上下の子と遊ぶ事もありますし、仕事する上で教えてもらう場合も日常的にあります。
人生の先輩なのに仕事では後輩になるケースは社会では当り前です。
同年代の友達が仮にいないとしても、社会に出てみると気にならなくなります。
逆に自分の年齢よりも高い年齢層の方と友達になっていた方が、自分の知らない考え方を知る事が出来るので先程書いた将来の選択肢を増やす上で有効だと私は思います。
実際に我が子にもいろいろな人の話を聞くように常々言ってます。
今現在学校で友達がいないとしても悲観する必要は全くありません!!
いないからといって気にする必要は無し!!
いじめ解決策 実際にやられて分かった「いじめを乗り越える方法」 まとめ
今回の記事は「いじめの解決策」をテーマに、実際にいじめを受けて分かった「いじめを乗り越える方法」を書いていきました。
私「はかせ」の子が実際に受けたいじめを基に「乗り越える方法」を4つほど書きました。
・被害者側から変わろうと努力しない事
・学校・クラスを離れる
・将来の選択肢を沢山知っておく事
・学校の中だけが友達の範囲ではない事
「被害者側から変わろうと努力しない事」では、この問題の原因やいじめられる理由は「加害者側が勝手に決める事」なので被害者自身変わる必要は全く無いと言う事を書きました。
もし被害者自身がそうならない様に変わろうと努力しても決して報われる事はありません。
何故なら、いじめられる理由は加害者が勝手に決めてしまうからです。
変わったとしても、また新たな理由でやられてしまいます。
「学校・クラスを離れる事」では実際に転校をする方法の他に、「学区」だけを変更する方法や別室にて勉強する方法だったり保健室登校という方法もあると言う事を書きました。
「将来の選択肢を沢山知っておく事」では、進学するのであれば「通信制」や「定時制」の高校があったり「通信制」や「定時制」の高校でも大学進学している人は沢山いる事。
就職を考えているのであれば、会社に通勤するだけでなく在宅ワークで仕事をしていく方法もあると言う事を書きました。
「学校の中だけが友達の範囲ではない事」では、自分の歳よりも高い人と付き合っていた方が自分の価値観を改めたり、将来の選択肢を増やしていく上で良いと言うことを書きました。
決して今の現状に悲観する必要は全く無く、遠慮せず「誰かに助けを求めて良い」と言う事を知ってほしいと私は思います。
実際にこの問題に苦しんできて一番思う事です。
誰にも遠慮する事無く、自分の将来だけを考えて自由に生きること。
もし今が凄く苦しくて「もう死にたい」と思っていたら、今出来る最大限の方法で「楽しむ事」を考えて実践してみてください。
そして、自分が思っている以上に将来の可能性はあると言う事を忘れないで下さい。
このサイトでは「我が子のいじめ」をベースに被害に遭われたご家族にいじめの対応や学校との話し合いの仕方など具体的なアドバイスをさせて頂いています。
今回の「いじめの克服の仕方」を含め、いじめを解決した経験が必ず役に立つと思いますので1度お話を聞かせてもらえませんか!?(何回でも何時間でも構いません)
いじめが起きてから裁判で勝つまでの経験を元に相談コーナーを実施中!!
この記事で書いた事や「いじめ-ラボ」でまとめている内容は私たちの子が実際に受けたいじめをベースにまとめています。
さらにこの記事を読んでいるあなたをはじめ、今現在いじめで悩んでいる方々に少しでもお役に立てれる様に日々勉強をしています。
そこで今回このサイトでは記事の紹介だけで無く「これからどうやってこの問題と向き合って行くか、分からない事」などについて随時相談を受け付けております。
- 我が子にいじめが発覚して、これからどうして良いのか分からない
- 学校がキチンと対応してくれなくて不安だ...
- 子供の様子がいつもとおかしい
- 誰にも相談出来なくて、今の気持ちを聞いて欲しい!
など、私たちの経験を基に記事に書いていない事なども答えられる範囲でお答えします!!
※質問やお問い合わせはコチラ!
『【完全無料】いじめ発生から裁判で勝つまでの「2年半」を凝縮した「いじめ-ラボ」相談ページ』
長文になりましたが、最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。
コメント