こんばんわ!!
いじめ-ラボ管理人の「はかせ」と申します。
今回の記事は「不登校 親」をキーワードに、我が子が不登校になった場合に親が出来るベストな方法は何なのか解決策をまとめた内容となっています。
この記事の内容は、私「はかせ」の子供が実際にいじめを受けて不登校になってしまった経験を元に書いています。
学校で受けたいじめの内容は悲惨なもので、当時高校生の我が子は耐えられず「不登校」になってしまいました(約半年)。
まだ半年で済んだから良いものの、実際に不登校になった子を持つ親であれば毎日が不安との戦いで、「生き地獄」の様な感じがすると思います。
見える全ての景色が「灰色」に見えてこれから先我が子がどうなるのかも見当が付かず、不安が一層強くなるでしょう。
そんな状況の中、私たち家族が我が子に行った方法をこれから紹介していきたいと思います。
今回、この記事で書いてある事を
・子供が不登校になる理由(実体験を経て)
・不登校の子によく見られる「特徴」や「サイン」
・不登校になった時に「親」に出来るベストな方法とは何か
の3つに分けて、具体的にまとめて行きたいと思います。
※この他にもこのサイトでは私たち家族が子供の被害を通して感じた事や学んだ事をベースにまとめていて、記事形式にして紹介しています。
「いじめ」が他人ごとでは無く明日は我が子に降りかかる問題であり、風化させない為にも実体験を基に記事にまとめています。
もし、我が子が不登校になってどう守って行けば良いのか分からなくなった時にも、あわせて読んで頂ければお役に立てる内容となっています。
実際に裁判を起こしたり、弁護士や行政書士の方のお話を聞いたりと解決策に向けて取り組んできた事の内容を書いていますので是非1度読んでみてください!!
※いじめ問題と過去の裁判や判例についてまとめた記事はコチラ!!
子供が不登校になる理由
子供が不登校になる理由をここで詳しくまとめて行きたいと思います。
親である私たちも、その子供である世代も「不登校」は存在していて程度の差はあれど、どの時代でも「不登校」で悩んでいる子供と親はいます。
私「はかせ」は30代後半になりますが、私が学生の時も「不登校問題」はあったし我が子も不登校になってしまいました。
文部科学省が発表した『平成 29 年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」(速報値)について』では次のグラフのように不登校の理由をまとめています。
※表記の内容は「国公私立の小・中学校」の不登校件数の合計となっています。
引用元:平成 29 年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」(速報値)について
このグラフから見て取れるのは、「いじめ」や「いじめを除く友人関係」「学校の先生との関係」など「人間関係の悩み」で不登校になっている子は全体の3割に及んでいる事です。
家庭環境の悩みを混ぜれば、不登校全体の約7割にまで及びます。
また、「いじめ」と「いじめを除く友人関係」なんてボーダーラインは誰にも分からないので厳密に区別する事は事実上不可能に近いです。
なのでこの「いじめ」と「いじめを除く友人関係」は数値を混ぜて読んで見た方が「いじめ」と「不登校」の正確な数値になると思います。
また、不登校問題は「いじめ問題」と密接に絡んでいて「いじめ問題」が頻繁にクローズアップされる小学校高学年から中学校全般までの時期が不登校問題の全盛期でもあります。
「親」である私たちは、こうした子供を取り巻く状況を予め知っておく事が必要だと思います。
不登校の子によく見られる「特徴」や「サイン」
では次に、不登校の子によく見られる「特徴」や「サイン」をまとめて行きたいと思います。
ここで書かれている内容はあくまでも一例ではありますが、親の立場としては子供の変化についていち早く察知出来るのは非常に助かるのではないでしょうか。
しかも反抗期の時期が不登校が多くなる時期と重なりますので子供への接し方でも有意義な内容だと思います。
この項目では、実際に我が子が不登校になった経験を元にポイントをまとめて見ました。
※不登校に関連して「いじめ」の特徴をまとめた記事を載せてていますので、一度読んでみてください。
1,「こだわり」が強い
この「こだわり」が強いタイプの子は「自分が考えた内容」を通したい気持ちが強く、相手の話や意見を聞かないケースが非常に多いです。
先ほど文部科学省が発表した不登校の理由をまとめたグラフを紹介しましたが、「人間関係」で悩み不登校になる場合が全体の3割に及ぶと説明しました。
要は自分が相手を受け入れる事が出来なくて、人間関係のもつれによって不登校になると言う事です。
また、このタイプの子はこだわりが強い分「指摘されてしまう事を嫌う」もあって相談する事が下手な場合が非常に多いです。
そこをカバーする事が出来れば不登校問題の解決策が見いだせるかもしれません。
2,口下手である
自分の気持ちを「外」へ上手く伝える方法を知らないか、過去に親に叱られて人に「言う事」に対して「恐怖」を抱いている子などがこの「口下手」に該当すると思われます。
「口下手」だと本来対等の関係である友達でも「嫌われる事」を恐れて伝えたい事が上手く伝える事が出来ず、ストレスを心にため込みます。
そうすることによって「心」が病んでしまい、「人との関わり」に対して恐怖を感じ結果的に不登校となってしまうケースがこれに当たります。
3,思い込みが激しい
被害妄想とも言うべきか、「自分はこう思われている」と頭で考え始めたらキリがなくなるタイプがこれに当てはまるでしょう。
相手は何とも思っていないのに、自分で自分を「そういうキャラクター」として見てしまい必要以上に自分を卑下したり自信を無くしてしまう事がこのタイプの特徴になります。
また「他人の目」が気になる事もこのタイプの特徴になります。「こうあるべきだ」や「こうでなければいけない」等、自分に必要以上の「枷」を作り身動きが取れなくなる事もあります。
4,自己否定をする
3番目の「思い込みが激しい事」と重なるかも知れませんが、マイナスに思い込みすぎて自分に自信が持てずに損をしてしまう子がこれに当てはまります。
そして、幼少の時に厳しく教えられたり躾られたりした場合はこの「自己否定をする」場合が統計的に多い様です。
勉強や友人関係などの悩みで話を聞いていると「どうせ俺なんか...」とか「やっても出来ない」とか「だって~だし...」などが口癖の子は知らずの内に「自己否定」する事が癖になっているのかも知れません。
以上、4つのポイントを挙げて説明してきました。
この4つのポイントは思春期の子であれば誰にでも見られる特徴かもしれません。
大人でもない、子供でもない中途半端な「思春期の子供」は本当に精神面でナイーブで些細な事で壊れてしまいます。
そんな状況の子を守ってあげられるのは「一度経験している」私たち親です。
今一度、子供が本当に言いたいことに耳を傾ける事が必要な時期なのではないでしょうか。
不登校になった時に「親」に出来るベストな解決策は何か
ここでは具体的な解決策を先ほど書いた不登校の子に見られる特徴やサインをベースにまとめて行きたいと思います。
私「はかせ」の子供も不登校に悩み、外に出れるようになるまで高校生活のほとんどを費やしてきたと言っても良いでしょう。
私自身も「人間不信」になって会社を辞めなければならず、精神安定剤無しでは生活出来なくなるくらい精神的に追い込まれた事もありましたが、何とかこのサイトを作れるようになるまでに回復しました。
不安定になっている時は「お先真っ暗」ですが、後で当時を振り返ってみると「止まない雨はない」と言った感じで必ず「終わり」はあります!
今から挙げるポイントをベースに解決策を立ててもらえればと思います。
価値観を広げる
不登校の問題や精神的な問題の共通点として見られる問題は「価値観が狭くなる事」が挙げられます。
学校の先生との関係やクラスでの関係、親しい友人との関係など「限られた範囲での問題」がベースになって不登校問題は進展していくと思います。
でも、学校の問題やいじめは必ず「終わり」があります。
場合によっては小学校から中学校まで約9年間のほとんどがいじめなどで不安に感じている事もあるでしょう。
それでも「終わり」は必ずあります。
ネットでもアナログでも構いませんので「価値観が違う世界」の人の話を聞くようにして「価値観を広くする」様にする事が解決策となります。
親、おばあちゃんやおじいちゃん、SNSなど何でも構いません。
自分の知らない世界の人の話を聞くだけで「ものの考え方」はいろいろあることを知ることが出来ます。
そして世界は本当に広いと言う事を感じる事が出来る様になると思います。
今現在「不登校」で悩んでいたとしても、「学校」という狭い世界を離れれば友達とか同級生とかどうでも良くなる時が必ずあります。
私自身も社会に出てからいかに学校が「狭い世界」だったのかを会社の人間関係を通じて実感したし、不登校を経験した方とお話する機会があった時には「誠実な人」ほど悩みやすく落ちやすい印象を感じました。
今言える事と言えば、「無理に周りの意見に合わせようとしないで、その気持ちを否定しないで欲しい」と言う事です。
決してあなたは「居なくて良い存在」では無く、「必ず必要としている人が居る」と言う事を知ってほしいと思います。
会話をする
子供が反抗期になるのは「現実」と「理想」のギャップに苦しんでいると言う事です。
大人になってもギャップに苦しむことはしょっちゅうあります。
この問題の解決策は「親との会話」をひたすら増やして内に持っている「モヤモヤ」をはき出す事です。
ウザいと言われてもうるさいと言われても親との会話を増やして「親の言いたい事」と「子供の言いたい事」を言い合うしか解決策は無いと思います。
ほんの些細な事でも良いから「言いたい事」を言い合って価値観を摺り合わせることが思春期の子と親の関係では大事になるハズです。
その結果ケンカしても大丈夫。
むしろケンカする方がスッキリして良いと私は思います。
いかに子供に「真剣に話を聞いてくれている」と思ってもらえるのかが大事です。
どんなに忙しくとも少しでも良いから「会話」をする事が非常に有効な解決策となります。
逃げ場を作る
ここで紹介する解決策は本当の意味では解決策とは言えないのかも知れません。
けれど不登校になってしまう子は精神的に不安定で、いつ崩れてもおかしくない状況にあります。
人生は非常に長いから、ちょっとだけ逃げても良いじゃないですか(笑)。
誰だって逃げたい時はありますし、大人になってもそれは変わりません。
中には頑張ったって「出来ない」事もあります。
私にも、あなたにも。
是非、その逃げ場を「家」に作ってあげて下さい。
安らぐ環境を作ってあげて下さい。
どんな些細な事でも構いませんから作ってあげて下さい。
告白した事を褒める、認めてあげる
もし、何らかの問題を子供が抱えていて(いじめでも学校に行きたくない事でも)それを子供自身から親である私たちに相談したり告白してきたときには必ず褒めて下さい。
子供が口には出さないけど、親に一番してもらって嬉しい事は「親に認めて貰える事」です。
いじめ、友人関係、勉強、将来など子供の悩みは沢山あります。
そして不登校になって一番悩んでいるのは親ではなく「その子自身」になります。
その子を褒めてあげたり認めてあげる事が不登校解決の第一歩になります!!
以上、4つの解決策を自身の体験談からまとめて見ました。
必ず独りで考える事をしないで、相談出来る環境を作る事と子供の事を褒めてあげましょう。
「良く言ってくれたね!!ありがとう!」
「今まで頑張ったね!!もう大丈夫だからね!」
こんな感じで我が子に言ってあげましょう。
我が子がいじめで不登校!?親に出来る解決策まとめ
今回は「不登校 親」というキーワードで、子供がいじめに遭って不登校になった事を元に「親に出来る解決策」をまとめて見ました。
不登校になってしまう子の特徴、
・こだわりが強い
・口下手である
・思い込みが激しい
・自己否定をする
4つを挙げて、そこから実体験を元にした解決策
・価値観を広げる
・会話をする
・逃げ場を作る
・告白した事を褒める、認めてあげる
4つを紹介しました。
メンタル面が主体となった内容となっていますが、親の役割はどんなに嫌われても支えてあげる事です。
どんな事があっても子供の事を愛してあげる事は「親」である私たちにしか出来ません。
本当に苦しんでいるのは「子供自身」ですから。
もし、今現在いじめを受けて誰にも相談できずに1人で抱え込んでいるのなら「いじめ-ラボ」に一度お話を聞かせてもらえませんか!?
我が子が不登校になった時の話やそこから学校へ復帰した経緯など、記事には書いていない事も話しをさせてもらっています。
私たちが経験した内容が少しでもあなたの役に立てれば幸いです!
いじめが起きてから裁判で勝つまでの経験を元に相談コーナーを実施中!!
この記事で書いた事や「いじめ-ラボ」でまとめている内容は私たちの子が実際に受けたいじめをベースにまとめています。
さらにこの記事を読んでいるあなたをはじめ、今現在いじめで悩んでいる方々に少しでもお役に立てれる様に日々勉強をしています。
そこで今回このサイトでは記事の紹介だけで無く「これからどうやってこの問題と向き合って行くか、分からない事」などについて随時相談を受け付けております。
- 我が子にいじめが発覚して、これからどうして良いのか分からない
- 学校がキチンと対応してくれなくて不安だ...
- 子供の様子がいつもとおかしい
- 誰にも相談出来なくて、今の気持ちを聞いて欲しい!
など、私たちの経験を基に記事に書いていない事なども答えられる範囲でお答えします!!
※質問やお問い合わせはコチラ!
長文になりましたが、最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。
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