こんばんわ!!
いじめーラボ管理人の「はかせ」と申します。
今年(この記事を書いたのは2017年12月)もあとわずかで、来年には新たな生活(進学)がスタートするお子様がいるご家庭が多いとおもいます。
今回はそんな新生活に備えての「オススメ記事」をご紹介したいと思います。
私が今まとめているサイトにちなんで「いじめと中学生のスマホデビュー」をキーワードに今回は記事を書いています。
子供が中学生になるし部活や友達との付き合いなど「中学校生活」が忙しくなる為に、プレゼントとしてスマホをプレゼントしようと思っているご家庭が多いのではないでしょうか??
今この記事を書いている日がちょうどクリスマス後になるので、クリスマスプレゼントにスマホをもらった方が多いかも知れませんね!!
私は、社会人になってから「ケータイ(今で言うガラケーってヤツ)」を持ち始めました。
今から17年位前になりますかね(笑)
最初は凄く便利で何より楽しくていろいろ試したくなるのですが、気が付くと膨大な請求が来てしまったりとある程度の知識が無いと後で「痛い目」に合います...。
今の中学生にはそんなことないと思いますが、最近知っているように子供のいじめの形態がスマホなどの「ネット」へと移ってきています。
代表的な物が「LINEいじめ」「LINE外し」などのスマホに絡んだものです。
やっと手に入れたスマホ
みんなと同じスマホ
自分だけのスマホ
細かい事気にせずスマホを使っていたらいつの間にか「いじめ」の加害者や被害者になって取り返しの付かない事態にならない様に、この記事では子供にスマホを買う前に必ずやっておいた方が良い事をまとめていきます!!
この他にもこのサイトでは私たち家族が子供の「いじめ被害」を通して感じた事や学んだ事をベースにまとめていて、記事形式にして紹介しています。
「いじめ」が他人ごとでは無く明日は我が子に降りかかる問題であり、風化させない為にも実体験を基に記事にまとめています。
もし、我が子が不登校になってどう守って行けば良いのか分からなくなった時にも、あわせて読んで頂ければお役に立てる内容にもなっています。
実際に裁判を起こしたり、弁護士や行政書士の方のお話を聞いたりと解決策に向けて取り組んできた事の内容を書いていますので是非1度読んでみてください!!
※いじめ問題と過去の裁判や判例についてまとめた記事はコチラ!!
中学生のスマホなどのネットいじめ 特徴
最近の中学生に起きているスマホなどの「ネットによるいじめ」はどのようなものなのか詳しくまとめて行きたいと思います。
※今回の記事と併せて、中学校でのいじめの特徴をまとめた記事を紹介させて頂きます。
この記事では全体の「いじめの内容」は小学校や高校とあまり変化がないとしながらも、その被害に及ぶ形態がスマホなどの「ネット環境」を介して行われている事が中学生の特徴となっています。
・外見による悪口
・仲間はずれ
・物を隠す、盗む
・暴力(性的な嫌がらせも含む)
この全てにスマホなどの「ネット環境」が関わってきていると言って良いでしょう。
しかも小学生になってからスマホを持つと言う子供も年々増加している模様です。
先ほどの紹介した中学校でのいじめの特徴にも載せていますが、内閣府が公表する中学生がスマホを所有している確率の統計は平成26年度は約40%位で、平成29年度には約58%になっています。
(※赤はスマホと携帯の所有率、青はスマホで緑が携帯の所有率になります)
出典元:内閣府 平成29年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果
中学生のスマホと携帯を合せた所有率を見てみると約70%にまでなっていて、1クラス大体30人くらいの規模だと約20人がスマホか携帯を持っている計算になります。
こんだけ持っていればスマホや携帯を持っている事は「珍しい事」でなく一般的なことになるでしょう。
スマホや携帯を持っていなければ、それだけで仲間はずれになる可能性もあります。
逆に言えば中学生の子供はスマホに対する依存が強く、いじめにもスマホが密接に関連している事が分かると思います。
出典元:内閣府 平成29年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果
このグラフでは調査対象が10~17歳の学生5000人を対象とした「利用時間」についてのデータですが、高学年になるにつれてスマホを始めとするネット環境の時間が増えていっている事を表しています。
ちなみに高校生になると平均5時間くらいスマホなどの機器を使ってネットを利用していて、少なくともこの記事を書いている(2018年10月)時点でも少しずつ増えている様です。
このように今の中学生がスマホを持つ事は常識に近い傾向にあり、さらに1日の大半をスマホなどのネット環境に費やしているのが現状です。
さらにLINEを始めとする学校のいじめの形態のデジタル化が進み、時間を問わず「攻撃」を受けるようになります。
そんな中、
・みんながスマホを持っているというだけで自分も持ちたい
・みんなとスマホで繋がっていれるから安心
といった安易な考えでスマホ代(お金)を親が払っていく傾向は本当に良いのでしょうか??
では中学生にスマホを持たせるなら必ずやっておいた方が良い事とは一体何なのか、実際に調べた内容を見ていきましょう!!
中学生の子供にスマホを買う前に必ずやっておいた方が良い事とは!?
中学生の子供にスマホを買い与える前に必ずやっておいた方が良い事とは一体どんなものなのか??
それは、「いじめ体験サイト」を見せる事です。
そのいじめ体験サイトはコチラ!!
このチャットログの内容は、日頃から親しい間柄の女の子が普通の会話から一転「悪口による集中砲火」を受けて最後に自殺するというもの。
この内容は実際にあったもので無く、この記事の作成者がスマホなどの「ネットいじめ対策」として考案したものだそうです。
※このチャットログの最後には自殺をしようとする瞬間にホラー画像が出てきます。心臓が弱い方はちょっと控えるか、1度音を消してから準備することをオススメします。
この記事を書いている時も2~3回この内容を見ていますが、何回見ても生々しい会話で本当にあった話なのでは無いかと思うほどです。
中学生くらいの子供なら一回見ただけでスマホなどの「ネットいじめ」の残酷さやこの内容が明日には自分に起きてしまう危険性に気づくでしょう。
それだけ衝撃的な内容となっています。
一回見ただけでも印象的なものですが、ポイントを押さえて見てみると「中学生にスマホを持たせる事の危険性」と「持たせるなら気を付けたい事」が見えてきます。
ポイントその1 「言葉遣い」 スマホ買う前に考えて欲しい事
このいじめ体験サイトの中身には「死ね」や「キモい」、「ブサイク」などの人格を否定する言葉が数多くあります。
大人の場合普段このような言葉は使う事が無いと思いますが子供は大人の言葉や行動を見て育って行きますので、実際子供が使っていた場合は大人である私たちが「生活態度」を見直していかなければならないかもしれません。
また、スマホを通して会話している事、その場で「相手」を見据えて言葉を言っていない事も重要なポイントになるでしょう。
全てはスマホの「中」だけで完結してしまいます。
面と向かって1対1では言えない言葉でも、アイコンだけしか載っていなくて、しかもニックネームだけの表示しかされないのであれば自分の言葉に責任なんて持てないでしょう。
と言うか、持たないのかもしれません...。
相手の人格を否定する言葉を平然と使い、最後には「自殺」まで強要してしまう。
中学生にスマホを持たせると考えている親の方々でこの「いじめ体験サイト」の被害者が我が子だった時、あなたならこのLINEのやり取りをどう捉えますか??
ポイントその2 「精神的な脆さ」 スマホ買う前に考えて欲しい事
中学生は「大人でもない、子供でもない」中途半端な年頃です。
この時期にキチンと管理を任せても何処かで必ずミスはしますし、自分の行った事にキチンと向き合う事は難しいかも知れません。
例えば学校には「グループや派閥」なんていくらでもあり、そしてそのグループ同士の小競り合いや言い争いも日常茶飯事です。
大人でも「誹謗中傷、悪口、陰口」は日常茶飯事で、中学校に上がる頃に少しずつ増えていく事だと思います。
しかし中学生の誰しもが言葉の重みに気づく事は無く、中には「死ね」とか「消えてしまえ」なんて気軽に言ってしまうでしょう。
または周りの雰囲気に流され「言ってはいけない事」を平気でスマホで打ってしまう事もあるでしょう。
でも中学生の子供たちはそんな「言葉」で嬉しがったり、安心したり、怖くなったり、泣いたりします。
そして死んでしまいます...。
しかも実際に言われるのではなくスマホの中で言われて死んでしまうのです。
そんな中学生の子供に容易にスマホを使わせる事の意味をよく考えて欲しいのです。
中には、「スマホを持っていないから、ターゲットになってるんじゃ無いの!?」という方もいると思います。
本当にスマホが必要と思うのであれば、中学生の子供がスマホを使うこと全てに親が責任を持たなければなりません。
子供にもそのことを理解してもらわなければならないでしょう。
万が一、中学生の子供がスマホで相手を傷付けてしまうのであれば最後まで全てのことについて責任を負う覚悟が必要になると思います。
その覚悟が無ければ中学生にスマホを持たせる事はやめた方が良いと思いますし、いざ相手を傷付けてしまった時に「いじめでは無い」と平気で言ってしまう大人が出てくるのだと思います。
それがLINEの中で「あきなちゃん」が心から言いたい事なんだと思います。
中学生の子供にスマホを買う前に必ずやっておいた方が良い事とは!? まとめ
以上、中学生の子供にスマホを買う前に必ずやっておいた方が良い事として「いじめ体験サイト」を子供に見せる事をオススメしました。
本当に普通に何気ないLINEの会話のなかで急に「いじめ」に発展していく様は生々しい感じがして何回見ても慣れません(汗)。
大人はコレを見てもいじめは酷いとか、いじめは悪い事と思うだけです。
学校に至っては認めすらしない時があります。
実際に被害に遭って考えるのですが子供がいる先生はどの学校にも居るハズで、いざ我が子が被害に遭った時にはどういう対応を学校に求めるのか疑問に思います。
・簡単にいじめは無いと言う先生に対して
・調査すらしない学校の対応について
・我が子が自殺をしてしまう親の心境について
・我が子を失った家族の心境について
想像すれば「教師」としていじめ問題に関わらなければならない事は明確なハズで、簡単に「無かった」とは言えないと思います。
また、いじめをしてしまった生徒の親も「これぐらいはいじめでは無い」とよく発言している様ですが自分の子供が被害を受けた時に同じ事を言えるのか疑問に思います。
・自分のやった事に責任を取れない子供
・ただ単にみんな持っているし、みんながやっているから持ちたい子
・自分に決まりを設けて計画的に使えない子
持たせる時に決定するのはその子の親ですが、本当にそんな子にスマホを持たせて良いのでしょうか??
たしかに、スマホがあれば大抵のことは出来る様になります。
勉強でもアプリが出ているので自宅にいながら何回も解らないは再生して見れるので便利ですし、スマホに限らず携帯でも便利なことが沢山あります。
しかし、便利なスマホの裏に隠れた「危険」を見逃すことは、新たな「加害者」になる可能性を秘めています。
また何かしらの「被害者」にもなる可能性もあります。
「表」と「裏」の事実に目を向けて対策を取らないと取り返しの付かない事が起こるかもしれません。
今回紹介した「チャットログ」をよく見て、中学生の子供と一緒にスマホを上手に使うにはどうすれば良いのかよく考えて欲しいです。
実際に辛い体験を経験した私たち家族からのお願いでもあります。
今、手に持っているスマホは使い方次第で相手の人生をメチャクチャにする事が出来るのだから。
今回の記事の内容に限らず、「いじめーラボ」では我が子のいじめ発覚から裁判を起こすまでの経験を元に「祖談コーナー」を実施しています。
内容として学校との話し合いの仕方や学校にいじめを認めて貰う為のポイントについてなど具体的な内容についてお話をさせて貰っています。
我が子のいじめが発覚してこれからどうやって対応していけば良いのか分からない時や迷っている時など、一度「いじめ-ラボ」までお話を聞かせて貰えませんか!?
いじめが起きてから裁判で勝つまでの経験を元に相談コーナーを実施中!!
この記事で書いた事や「いじめ-ラボ」でまとめている内容は私たちの子が実際に受けたいじめをベースにまとめています。
さらにこの記事を読んでいるあなたをはじめ、今現在いじめで悩んでいる方々に少しでもお役に立てれる様に日々勉強をしています。
そこで今回このサイトでは記事の紹介だけで無く「これからどうやってこの問題と向き合って行くか、分からない事」などについて随時相談を受け付けております。
- 我が子にいじめが発覚して、これからどうして良いのか分からない
- 学校がキチンと対応してくれなくて不安だ...
- 子供の様子がいつもとおかしい
- 誰にも相談出来なくて、今の気持ちを聞いて欲しい!
など、私たちの経験を基に記事に書いていない事なども答えられる範囲でお答えします!!
※質問やお問い合わせはコチラ!
長文になりましたが、最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。
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