子供がいじめに遭った時、親に出来るベストな対策とは!?

この記事を書いた人「はかせ」
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いつもご覧頂き本当にありがとうございます。
いじめーラボ管理人の「はかせ」と申します。

このサイトでは実際に我が子が受けた被害内容
学校の対応や保護者(加害者側)との

話し合いなどリアルにあった事をベースに
「親に出来る対策」を記事にまとめています。

我が子のいじめは2016年に発覚して
翌年(2017年)に裁判を起しました。

実際に対策を取る上で、
いろいろな方の話や弁護士や
行政書士の方と打ち合わせをして

今後の子供の生活をどうするのか
対策を考えてきた1年でした。

というか、その対策を考える事だけで
1年が終わってしまった様な年でもあります。

 

今回の記事は、
実際に受けた被害を振り返って

「親が子供に出来る事(対策)」
キーワードにしています。

いじめは本当に急に起こります。

子供からしてみれば
いじめの前兆はあるし、
何となく雰囲気で察するようですが
(我が子の話によれば)。

 

親の方からしてみれば
学校生活を細かく知ることは難しいし

小学校高学年から高校までの間は
ほとんどの子供が「思春期」に入り、

親との会話は
非常に少なくなっていくと思います。

そんな子供の普段の学校生活の
情報が限られている中、

この問題が発覚した場合に
親の立場で執る事が出来るベストな対策を
今回の記事でまとめていきたいと思います。

この記事を書いている
私たち家族が取った対策の1つは、

先ほど書いた様に
「裁判」を起すことでした。

裁判を起すことで、

  • 裁判官という「第三者」にいじめの現状をジャッチしてもらえる
  • 子供のためにいじめを風化させない、責任を取ってもらう事

という狙いがあり
裁判を起すことに決めました。

しかし裁判は1年で終わる事が出来ず、
実際この問題が起きてから
1年以上経っているのに、

まだ解決には時間が掛かるようです。

※2018年の夏に一応一段落して
加害生徒側の責任追求
(賠償金の支払)が少しずつ進んでいます。

この記事を読まれている方には、
今現在子供のいじめ対策で

裁判を考えている方が
少なからずいらっしゃると思います。

また、裁判は起していないけれども
学校と話し合いをしていても

何となく決め手に欠ける様な感じがして
心に焦りが出てきている方も
いるのでは無いでしょうか?

そして、学校との話し合いで
感情的になって対策や結論が

まとまらないと思っている方もいませんか?

 

今回の記事は、
まさにその様な状況になっている方に
是非読んで欲しいと思っています。

この記事の内容として、

  • いじめが発覚した時の親のダメな反応
  • 対策を考える上で「〇〇」にならなければならない理由
  • 学校との話がまとまらないのは何故なのか
  • 実際に裁判を起してみての「メリット」と「デメリット」とは?
  • 子供が被害に遭った時、親に出来るベストな対策は!?

をまとめて行きますので、
最後まで読んで頂けると幸いです。

この他にもこのサイトでは
私たち家族が子供の被害を通して

感じた事や学んだ事をベースに
まとめていて記事形式にして
紹介しています。

「いじめ」が他人ごとでは無く
明日は我が子に降りかかる問題であり、

風化させない為にも
実体験を基に記事にまとめています。

もし、我が子が不登校になって
どう守って行けば良いのか
分からなくなった時にも、

あわせて読んで頂ければ
お役に立てる内容となっています。

実際に裁判を起こしたり、
弁護士や行政書士の方のお話を聞いたりと

解決策に向けて取り組んできた事の内容を
書いていますので
是非1度読んでみてください!!

 

子供のいじめが発覚した時の親のダメな反応

自分の子供がいじめに遭った場合
最初に思う事は

「焦り」や「不安」「怒り」が
代表的な心境でしょう。

そこから、何故うちの子供が
いじめを受けなければならないのか
学校は何をやっているのかと思うハズです。

 

酷い場合はいじめに関係の無い事でも
今回のいじめの件と合せて
クレームを付ける親の対応が目立つ事さえあり

今回の事とは関係の無い事(感情論)が
学校との話し合いを複雑化してしまう事

調査に時間が掛かっている事も
いじめ問題の影に隠れた問題でもあります。

あなたも、もしかすると
こういう風になっていませんか??

  • いじめは学校で起きているのだから「問題が発見出来なかった事」は学校に責任がある。
  • 先生がもっと(自分の)子供に目を配ってくれていたらこんな事にはならなかった。
  • 前から「予兆」は分かっていたハズだから連絡はこっちに入れておくべきだ。

いじめに関して学校は
無条件で責任を負う様な

思い込みをされているケースが
非常に多いようです。

学校に連絡する時も
「いじめに対する怒りや焦り」が

いじめっ子よりも学校そのものに
ぶつけられているケース

多くなっている様に感じます。

 

つまり、加害者である子どもとその親への
怒りや不安、焦りから

「学校の対応への不満」へ
シフトチェンジしてしまう事が
非常に多いと言う事です。

「怒り」や「不安」「焦り」は
キチンとした判断を妨げるので
親の対応としてはマズい対応となります。

 

なぜそうなるのか!?

やはり、
最近のメディアで取り上げられる内容が
関係している
と私は思います。

いじめは最近になって出てきた
子供の問題ではありません。

この問題は昔からあって、
その問題の対策も今のように

弁護士や行政書士や第三者が絡んで
対策を練るものではなかったのです。

直接子供の親が当事者の意見を聞いたりして
加害者側がしっかりと相手に謝る事で
対策や抑制を計る事が出来ていたのです。

 

ちょうど私たち親の世代(30~40代)が
いじめの問題が急に難しくなってきた
世代だと思います。

「葬式ごっこ」というキーワードを
聞いたことがある私たちの世代は
多いのではないでしょうか??

この頃から雑誌でも
いじめ対策の内容が取りだたされ、

「週間少年ジャンプ」でも
この問題に関連した漫画が

当時掲載されていたのを
よく覚えています。

「いじめ=死」の公式が定着するのも
ちょうどこの頃だと思います。

 

この「いじめ=死」の公式が
一般的になった事で、

我が子にいじめが起きた場合に
焦ってしまって何から手を付けて良いのか

分からなくなる事が「怒り」や「不安」
「焦り」に繋がると私は考えています。

 

いじめ対策で「冷静さ」が必要になる理由

先ほど、子供のいじめが発覚した時の
親のダメな対応でも書きましたが

「冷静」にならないと
キチンとした判断が出来なくなります。

本当に悪いのが何なのかすらも判断する事が
難しくなってくる場合もあります。

 

例えば、前段箇条書きで書いた
3つのポイントに1つでも
当てはまっている場合は、

いじめに対する対策を取る上で
非常に厄介になってきます。

なぜなら、
子供のことは本来、私たち「親」が
キチンと守らなければいけない
からです。

学校はあくまでも「勉強をする所」であって
「子供の異変」は最初に家族が気づくべきと
私は思います。

学校の方針として
生徒の学習する環境を整える事を
定めていますが、

それに全て任せるのでは無く
私たち親も出来る事はあるハズです。

いじめの問題を家で見抜く事が
出来ないのであれば、

その責任を学校に全て押しつける事は
筋が通らないことだと私は思います。

先生は1つのクラス30人くらいの
子供を見ていかなければなりません。

自分の子供が30人いたこと無いので
その過酷さは想像も付きません...。

先生に掛かる負担が
非常に大きくなっている事は
メディアでも言われている事ですが、

いじめの対策を真剣に考えるのであれば
「学校」と「保護者」が話し合いながら
「連携」しなければなりません。

実際に我が子の時もそう実感しました。

何回も学校に足を運び
先生方の意見や学校の対策を考える時には
私たちの意見も聞いてくれました。

今思うと本当に話が分かる学校で
良かったと思っています。

 

この問題の対策を考える時には
冷静になって客観的にいじめの事実を見つめ

そこから学校と一緒になって
「子供のこれから」を
じっくりと考える事が一番です。

学校のせいで問題が大きくなった事例は
非常に多いですが、

それだけのせいにしないで
私たちにも何か出来る事があるのかを
考える方がよっぽど建設的だと

被害を受けて対応していく内に
考える様になりました。

 

子供のいじめの対策 具体的にはどんなのがあるのか!?

学校で子供の事で話し合っても
上手くまとまらない場合が
多々あると思います。

けれど子供のいじめ対策は
型にはまらなくても良く、
どんなものでも対策になります。

子供の話を普段から聞いておくとか
「家」に子供の居場所を作っておくとか
いろいろあります。

要は、

子供の事を真剣に考えている事を
子供に分かってもらえてれば何でもOK

になります。

「いつでもお前(自分の子供)の味方だよ!」
と、親と子供の間で信頼関係を

少しでも築く事が出来ていれば
良いと思います。

その子供と親との信頼関係が
ちゃんと築けていれば、

第三者に相談しても
(弁護士などいろんなのがあります)

「芯」がブレる事無くいじめの対策を
話し合うことが出来ます。

子供が今後どの様に
学校生活を暮らしていくのか

または、どんな風に
人と接して行けば良いのか

「子供」「親」「学校(先生)」と
話し合っていけば

学校での話し合いでかみ合わなくなる事は
少なくなるハズです。

実際に我が子がいじめに遭った時にも

  • 「今後どのように学校生活を送っていけば良いのか」
  • 「どんな風に人と接していけば良いのか」

を重点的に話し合いました。

また子供と話し合う事が上手く行けば
いじめで何をされてきたのかを
聞き出す事ができるかも知れません。

 

中にはお母さんには
話す事が出来ない事があると思いますので
お父さんの存在も必要になってきます。

会社の都合で話し合いが出来ない場合も
あると思いますが、

自分の子供の将来に関わる事件ですので
少しの時間で良いから
子供の声を聞いてあげて下さい。

「子供の味方を沢山作る事」
念頭に置いて話し合い、

継続していくうちに家族内で
信頼関係が構築されれば

後は自然に解決に向かう事が
できるでしょう!!

 

子供のいじめ対策の具体例 実際に裁判してみて...

実際の体験談は先ほども話に出ましたが
私たち家族の話になります。

私たち家族は何回も家族会議をして
「裁判」を起すことに決めました。

子供の一言、
「いじめた奴らを懲らしめたい」という一言で
裁判を起す事を決めました。

この記事を読まれている方でも
裁判を起そうとしている方が
多数いらっしゃると思います。

実際に裁判を起してみて思った事は
メリットとデメリットを良く理解した上で
裁判は起すべきだと言う事です。

裁判は「タダ」では無いし
何より精神的に非常に労力が掛かります。

 

しかし、前にも書いた様に
裁判で得られるメリットは
非常に強力なものです。

簡単にまとめると、
裁判官という強制力のある方に
ジャッチしてもらえるので

判決に文句を付けることが出来ない
と言う事があります。

 

また、ネットで裁判所と検索すると
過去の判例が見れるので

記録としてその事件(裁判)が
残ると言う(事件が風化しない)メリット

があります。

 

逆にデメリットとして
挙げられる事として、

厳正な審査・手続きになりますので
時間が非常に掛かります。

我が子がいじめに遭ってから
もう2年近くになりますが
まだ終わってません(記事アップ当初)。

※いじめが起きたのは高校入学当初で
裁判が終わったのは2018年の夏頃

 

さらに証拠は自分で集めないと行けません。

実際は弁護士の権利で
証拠などは集めるのですが、

そのベースになるのは
「学校との話し合いでまとめた内容」が
証拠のベースになります。

裁判を起すとなると
「親」と「学校」の信頼関係の他に

弁護士とも信頼関係を築く必要が出てきます。

要領は学校との話し合いと同じですが
簡単にできることではありません。

しかも裁判は
問題を具体的に解決するのでは無く、

「受けた損害」を「お金」で
解決する事
しか出来ません。

 

以上、簡単に実際裁判を起してみての
メリットとデメリットをまとめましたが

この記事を読んでいるご家族の方の
いじめの内容や子供の様子によっては
裁判は向かないときがあります。

例えば、学校との話し合いが
上手く進んでおらず

いきなり裁判を起すことは
非常に難しいでしょう。

この問題に関する資料は
学校が保有している事がほとんどで

学校側との話し合いが
まとまっていないのであれば
開示自体が難しくなるからです。

 

一方、学校との話し合いもスムーズに進み
対策も順調に進める事ができてるなら

追加的内容で裁判を起して
子供が受けた損害を請求する事が

ストレス無く進めることが
出来ると思います。

要はいじめ対策も話し合いも裁判も
「段取りが命」になってくると言う事です。

 

子供がいじめに遭った時、親に出来るベストな対策とは!? まとめ

今回は「親が子供に出来る事」
キーワードとして

子供がいじめに遭った時に
親に出来るベストな対策とは何かを
まとめてみました。

私たち家族が経験して言える事は
「親が冷静さを保つ事」が対策を練る上で
一番の方法であると言う事です。

冷静になればこの問題を
「客観的に見れる」し、

具体的に「何をすれば良いのか」を
話しやすくなると言ったメリットがあります。

 

逆に冷静さを失えば
「怒り」や「焦り」「不安」「憤り」など

いろんな感情がわき上がってきて、
物事を客観的に見る事が出来なくなります。

本来いじめをした子が悪いのに、
学校が見つけられなかった事が悪いとか

先生の対応や学校の対策が悪いとか
「方向違い」の意見しか出なくなります。

本当にいじめの対策を考えるのであれば
子供が学校生活をどう暮らせば良いのか

どんな風に人と接すれば良いのかを
しっかりと考えて

「子供」と「親」「学校」と
じっくり話し合わなければいけません。

この話し合いを冷静に
目的(芯)を決めてする事が
親が出来るベストな対策となるでしょう。

※もしそれでも学校の対応に不満があった時の対応についてまとめた記事を紹介していますので一度読んでみてください!

「いじめはない!」と言われたらまずは確認!!弁護士が教師になって分かった学校の裏側について

今回の記事の内容は
「親が出来る対策」について
まとめていますが、

いざ我が子が被害者になると
何をどうして良いのか分からず
迷ってしまう事が大半でしょう。

そこで、このサイトではいじめ発生から
裁判を起こした経験を元に
「相談コーナー」を実施しています。

学校の対応に付いての不満や
話し合いの進め方について

具体的なアドバイスをしていますので
1度お話を聞かせてもらえませんか?

 

いじめの対処法 「分からない」「どうすれば」をメールで受付中!

この記事で書いている内容は
私たちの子が実際に受けたいじめを
ベースにまとめています。

さらにこの記事を読んでいる
あなたをはじめ、

今現在いじめで悩んでいる方々に
少しでもお役に立てれる様に
日々勉強をしています。

そこで今回は記事の紹介だけで無く
これからどうやって
この問題と向き合って行くか、

分からない事などについて、
私たち家族が経験した事を中心に

「いじめ-ラボ」の相談コーナー
随時相談を受け付けております。

  • 我が子にいじめが発覚して、これからどうして良いのか分からない
  • 学校がキチンと対応してくれなくて不安だ...
  • 子供の様子がいつもとおかしい
  • 誰にも相談出来なくて、今の気持ちを聞いて欲しい!

など、具体的な内容について
相談を受け付けていますので、

私たち家族の経験が
少しでもお役に立てたら嬉しいです。

※「いじめ問題」について具体的な質問やお問い合わせを受付中!

我が家の「いじめ解決までの2年半」を凝縮した「いじめ-ラボ相談ページ」

長文になりましたが、
最後まで読んで頂き
本当にありがとうございました。

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