悩みを打ち明けやすい親の特徴とは!? 親が取るべきいじめ対策

この記事を書いた人「はかせ」
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いつも記事を読んでくれて本当にありがとうございます!

管理人の「はかせ」と申します。

 

今回の記事は「相談」をテーマに、いじめ対策に必要な事や子供から何か悩み事を相談されるときに「相談しやすい人」と「そうで無い人」の違いは何なのかについて書いていきたいと思います。

このサイトでは「いじめ」をテーマに書いていますが、この「相談」が問題の解決に必要不可欠なツールになります。

 

しかし、1980年代後期からメディアなどで報道されてきたいじめ問題は「報道されている実績」は減少しても「そのもの」が減少している訳ではありません。

この記事を書いている時間でも、学校の陰やクラスの陰で「いじめ」は起きています。

この問題を少しでも少なくするために、今からでも出来る対策について今回はまとめて行きたいと思います。

 

※この他にもこのサイトでは私たち家族が子供の被害を通して感じた事や学んだ事をベースにまとめていて、記事形式にして紹介しています。

「いじめ」が他人ごとでは無く明日は我が子に降りかかる問題であり、風化させない為にも実体験を基に記事にまとめています。

もし、我が子が不登校になってどう守って行けば良いのか分からなくなった時にも、あわせて読んで頂ければお役に立てる内容となっています。

実際に裁判を起こしたり、弁護士や行政書士の方のお話を聞いたりと解決策に向けて取り組んできた事の内容を書いていますので是非1度読んでみてください!!

※いじめ問題についてまとめたサイト「いじめ-ラボ」はコチラ!!

いじめ-ラボ

※いじめ専門の行政書士事務所「ひまわり行政書士事務所」を運営しています!

ひまわり行政書士事務所

我が子のいじめ対策を考える時にほとんどの親に言える事

実はこのサイトをまとめて行くに当たって分かった事があります。

私たち家族もそうなのですが、今まで調べてきた事件やこのサイトを通して相談や問い合わせを頂いた方々のほとんどに言える事があるのです。

 

それは、「我が子のいじめについてホントは何も知らない」と言う事です。

我が子から聞いたとしても後で学校などから連絡をうけたとしてもです。

 

仮に知っていたとしても被害に遭ったとか暴力を受けたとか、学校に行きたくないという「結果」のみなのではないでしょうか。(私たちにも言える事ですが)

本当にいじめの詳細について知っている親はあまりいないと思います。

実は「いじめ問題」の解決しない理由は「そこ」にある事を我々親が知らないといけない事なのだと私は我が子のいじめを経験して感じました。

 

人間は「自分が見聞きした事以外」は知ろうとはしません。

しかもいくら言葉で伝えても文章で伝えても「実際に事が起きなければ」何も行動に起こさない性質を持っています。

そして「問題が起きてから」でしか深刻な問題なのだと気づく事が出来ないのでしょう。

 

このいじめ問題は時間が経つにつれて事実を明確にする事が困難になり、最終的には「被害者側が泣き寝入り」しなければならない事が珍しくありません。

この記事で改めて伝えたい事は、

・私たち親が出来る対策として、「我が子に起っている問題を知る事」が重要になる事

・私たち親が知らない所で子供はいろんな事を経験している事

・以上を踏まえて今からでも出来る対策について

であり、これらをベースに以下の文章に対策として考えられる内容をまとめてみましたので読んで頂けると幸いです。

我が子のいじめを「知っている」のと「知らない」のでは何が違うのか!?

ではこの段落では「我が子のいじめを知っている親」と「知らない親」との間で何が違うをかをまとめて行きたいと思います。

結果から言うと、「自殺してしまう可能性」「対策の取り方」について変化が出てくると考えています。

 

まず始めに「自殺してしまう可能性」についてなのですが、この事について厚生労働省が興味深いグラフを公表してあるので載せてみました。

出典元:厚生労働省 『平成29年中における自殺の内訳』

このグラフは15歳から80歳までの自殺原因を大まかに7つに分類したものですが、着目すべきポイントは「~19歳」の列(一番左端の列)です。

「学校問題」が圧倒的に多く、「家庭問題」と「健康問題」について悩んで最後に自殺してしまう子が多い事がこのグラフで分かります。

 

「学校問題」で自殺してしまう事はある程度推測出来るとは思いますが、家庭問題や健康問題で自殺してしまうケースはあまり推測出来ないのではないかと思います。

しかし良く考えて見ると「いじめ問題」は様々な理由を付けて行われる事がほとんどで、行為の後に理由を付けられる事も多いのも事実。

 

家庭問題について考えてみると「貧乏である事実」や「片親だから」、「ハーフだから」「日本人じゃないから」などこのサイトでまとめた事例にも同じ事例がありました。

健康問題では「病気がちで学校に来れないだけ」で仲間はずれにされたり、「身体的特徴のみ」でいじめられる事もざらにあります。

問題自体は「どうしようもない事」で(些細な事、すぐには変えようが無い事実という意味で)日頃子ども達はいじめの危険性に晒されている事を私たち親が「対策」の1つで知らなければならない事なのだと私は思います。

私たち親がこれらの事実を改めて知る事で「自殺の可能性」を限りなく減らす事は十分可能なのではないでしょうか。

話を聞いてくれるだけで心がホッとする事が自殺防止対策の一歩という事です。

原因に当たる事実には変えがたいものや時間が掛かるものがあったとしても、それらをキチンと聞いてあげる事が親しか出来ない対策なのではないかと思います。

 

また早期に我が子の異変を察知する事が出来れば、さらに対策の精度は上がって問題の解決もしやすい事も言えるでしょう。

・何が問題になっているのか

・今後どのようにしたいのか

・相手に望む事は何か

・学校に望む事は何か

・これから学校にして欲しい事や対策について

簡単に思いつく事をまとめただけでも5つの対策が出来上がります。

対策の道筋を大まかでも良いので作成しながら子供の話を聞いて行う事自体が「親と子の信頼関係」に繋がり、強いては現代社会の家族の意思疎通の薄れへの対策にも繋がると私は考えています。

親を敬い子を敬いつつ家族は存在しているだけでホッとする場所になっていきます。

 

私は両親がおらず1人なので、親のありがたみを感じても「返す事」は出来ません。

その分、今居る家族に対して何らかのお返しが出来れば良いなぁと思っています。

失ってしまえば「取り戻す事」は2度と出来ませんから...。

我が子から相談を受ける親とそうで無い親との違いとは何か!?

先ほど我が子のいじめを「知っている親」と「知らない親」の違いについてまとめてきましたが、ここでは「相談を受ける親」と「そうじゃない親」についてまとめて行きたいと思います。

このサイトで過去の事例や問い合わせにあった内容を調べてみた結果分かったこととして、

・子供の言う事について「聞けているか」どうか

・親の「先入観」で考えていないか

この2つがポイントになるのではないかと言うことがわかりました。

 

この記事を書いている私も書いていながら子ども達を頭ごなしに叱ってしまったり話半分にしか聞いていなかったりと子ども達に怒られてしまう事が頻繁にありますが、敢えて「いじめ問題の対策」という名目でまとめさせて頂きます。

子供の言う事について「聞けているか」どうか

良く言われる事として「話の内容」について、「大人と子供」と「男と女」ではとらえ方が違う事をご存知ですか??

一般的に言える事として、

・大人は一部の人にしか相談しない、したとしても多くを語らない。(察してくれと言う事)

・子供は相談に乗って欲しい事とたわいもない事を交互に話す。

・男は自分より「出来る」と感じた人にしか相談しない

・女は「相談して解決して欲しい」と言うよりも「話を聞いて欲しい気持ち」の方が強い

全体的に見て「大人と子供」では立場や能力を前提に、「性別」では自分がどうしたいのかによって相手を選んでいる事が分かり、この違いを知る事こそが「相談を受けるかどうか」の分かれ道と言えるでしょう。

 

この事実を踏まえて内容をまとめる前に、いじめ問題の対策を考える時に大事な事として「誰にも言える事ではない内容」だという事があります。

・親に心配を掛けたくない

・知られたくない

・知られる事でもっと酷くならないか

このような迷いが頭の中で飛び交っている事を知る必要があります。

これらを踏まえた上で「どうにか対策をとって欲しい」と判断した時に勇気を持って相談するのです。

なので、これから親に相談をするかしないかは「初期対応」に掛かっていると言う事になります。

普段の会話から「話の内容」を推測しつつ、言葉のニュアンスや表情を手がかりに「相談出来る環境」へ持って行く事が親の対策の肝になるでしょう。

 

私も失敗する事が多いですが、「まず聞く事」から始めて徐々に距離を詰めて行く方法で我が子のいじめの実態を掴むことが出来ました。(主に妻の力になりますが...)

学校の情報公開が後手に回る今の時代のいじめ対策として、親である私たちが先手を打つ場合は「相談」が強力な武器になる事は間違いないハズです。

親の「先入観」で考えていないか

先ほど「相談」についてまとめてきましたが、もし相談を受けたとしても「先入観」が邪魔をして正確に事実を捉える事が出来ない場合があります。

学校でよく起きる「じゃれ合いとしか見えない」とか「からかいの範囲」といった言葉は、教師達の先入観から来ているとみて間違いないでしょう。

 

実は私たち親でもこうした先入観は起きていて、「親ならでは」「教師ならでは」で起きている可能性があります。

その理由として「人は2度、教育について経験する」という事が挙げられます。

その2回は「自分が子供時代の時」と「自分が親になってから」の2回になります。

親である自分が教育について考える時に「自分が学生時代は~だった」とか言うときありませんか??

いつの間にか「自分の親にされてきた事」を無意識に子供にやっていませんか??

物事の善し悪しは別として、少なからず自分の経験が我が子に影響していると言う事です。

 

昔と今を比べるに当たって必ず考え無ければならない事として「人との関わり方」は絶えず変化している事を知らないといけません。

私たち親の世代がまだ学生(小学校から中学校にかけて)だった時を例に挙げる場合、携帯やスマホなどで24時間誰かと連絡取れたり日曜祝日関係無く「物が買えたりする環境」は当り前では無かったハズです。

近所との関わり合いや町内会や親戚との関わり合いなども今とは全く別のものだったハズですよね。

人との関わり合いは日ごとに変化しながら進んでいますから、私たちの考えを前提に物事を考える事自体が「問題の対策」を考える時にかえって障害となるケースが出てくるかも知れません。

今起きている事を見聞きしながら「今起きている事態」を踏まえて何が最適な対策なのかを常に考えて行かなければならないでしょう。

まとめ

今回の記事は「相談」をテーマに、いじめ対策に必要な事や子供から何か悩み事を相談されるときに「相談しやすい人」と「そうで無い人」の違いは何なのかについてまとめてきました。

この記事を書いている間にも何も問題のない子が泣きながら学校に行っている事実があり、そして最悪の場合自殺をしてしまう子もいます。

手首にカッターを添えている子もいれば、屋上の柵の外で立ちすくんでいる子もいるかも知れません。

しかもその子たちは「自殺」すれば終わると勘違いをしています。

生きていればこれから素敵な将来や人生を変える出会いが待っているかもしれないのに。

事実、両親と出会えた事が何よりも素敵な出会いなハズですよね。

 

本来であれば学問は種族や年齢、性別などに限らず全員が等しく受けられる権利です。

ほんの些細な出来事で命を落としてしまう事が「いじめ」では当り前になってきています。

これらを改善していくのであれば、どんなに細かくて小さい事でも自ら出来る対策を進んでやる事が大事になるのではと私は考えています。

 

今回の記事は、今からでも出来る内容として

・いじめ対策で必要な事(問題をキチンと知る事)

・相談を受けられる様な親の対応について

・子供の話を聞く上で気を付ける事

を簡単にまとめてきました。

そして、このサイトでは「いじめ発覚から学校卒業までの経緯」を元に「相談コーナー」も実施しています。

今現在「我が子のいじめ」を目の当たりにしてどう対応していけば良いのか分からず途方に暮れているのであれば、この「相談コーナー」にお話を聞かせてもらえませんか!?

いじめが起きてから学校卒業までの経験を元に相談コーナーを実施中!!

この記事で書いた事や「いじめ-ラボ」でまとめている内容は私たちの子が実際に受けたいじめをベースにまとめています。

さらにこの記事を読んでいるあなたをはじめ、今現在いじめで悩んでいる方々に少しでもお役に立てれる様に日々勉強をしています。

 

そこで今回このサイトでは記事の紹介だけで無く「これからどうやってこの問題と向き合って行くか、分からない事」などについて随時相談を受け付けております。

  • 我が子にいじめが発覚して、これからどうして良いのか分からない
  • 学校がキチンと対応してくれなくて不安だ...
  • 子供の様子がいつもとおかしい
  • 誰にも相談出来なくて、今の気持ちを聞いて欲しい!

など、私たちの経験を基に記事に書いていない事なども答えられる範囲でお答えします!!

 

 

長文になりましたが、最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。

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