全英が号泣 2人の少年がいじめのトラウマを乗り越えた方法とは

この記事を書いた人「はかせ」
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いつもご覧頂き本当にありがとうございます。
管理人の「はかせ」と申します。

今回は「心のトラウマを克服する」
というテーマで、

被害に遭ってしまった子やその家族に
是非とも聞いて欲しい曲(動画)を
紹介していきたいと思います。

その動画はコチラ!!

いじめに遭ってしまうと不登校になったり、
自分自身が否定されてしまうので
自信を持てなくなったりと

何も悪くないのに
「みんなから嫌われてしまった」と
怖くなります。

そしてこの心の傷はトラウマになって
この後の人生に悪影響を与える事は
皆さんご存知の通りです。

 

実際に我が子も被害に遭って不登校を経験し
この先どうしたら良いのか
分からなくなった時がありました。

今回紹介するこの動画は、
この問題でトラウマを抱えてしまった子や
その親への「メッセージ」となるものです。

この動画は最近知ったのですが、
もう少し早く出会えていれば

もっと子供もこんなに苦しむ事も
無かったのではと少し後悔もしています。

今現在いじめ被害で悩んでいるご家族は
是非1度ご覧になって下さい。

※さらに今回の記事と合せて「トラウマ 克服」というテーマでオススメの記事をご紹介させて頂きます。

「植松電気」に学ぶいじめの解決策 心の傷、トラウマの克服法とは

※この他にもこのサイトでは
私たち家族が子供の被害を通して

感じた事や学んだ事をベースにまとめていて
記事形式にして紹介しています。

「いじめ」が他人ごとでは無く
明日は我が子に降りかかる問題であり、

風化させない為にも実体験を基に
記事にまとめています。

 

もし、我が子が不登校になって
どう守って行けば良いのか
分からなくなった時にも、

あわせて読んで頂ければ
お役に立てる内容となっています。

実際に裁判を起こしたり、
弁護士や行政書士の方のお話を聞いたりと

解決策に向けて取り組んできた事の内容を
書いていますので
是非1度読んでみてください。

 

今回の記事の主人公 いじめのトラウマを乗り越えた子達はどんな子??

今回ご紹介する動画の主人公は
2人組ユニット「Bars&Melody」
レオンドル君とチャーリー君です。

今回の歌はレオンドル君が
小学2年生の時に受けた
いじめを基に作られています。

レオンドル君が受けた被害の内容は主に、

  • 暴力
  • 悪口
  • 陰口
  • カツアゲ

時には顔にアザが出来る位に
殴られる事もあったそうです。

レオンドル君は親になんとかして欲しいと思い
相談しようと試みますが両親は仲が悪く、

よく言い合いになって
相談どころでは無かったようです。

日本でも両親が仲が悪い事はよくありますが、
普段それほど言い争いをしていなくとも

本当に相談したいと子供が思ってる時に限って
言い争っている時があります。

 

そんな逃げ場の無いレオンドル君は
その時の状況を歌詞の中で

「家が無いカバン1つの生活」
と表現しています。

実際に親が離婚して
生活が厳しい事もあると思いますが、

「相談する人がいなくて、孤独」という状態を
この歌詞で表現できる小学2年生は
日本にはいないのではないでしょうか。

 

また歌詞の最後の方では、
殴られて蹴られて理由を聞いても

ただ殴られるだけという
「いじめ」に対する理不尽さも表現しており

被害者が1人では何も解決出来ない事も
この歌で表現しています。

レオンドル君は最初顔や体に出来たアザを
友達と遊んでケガをしたと誤魔化しますが、

日を重ねるごとに酷くなるアザは
隠しきれずに母親に告白。

その後転校を経て、
今の相棒に当たるチャーリー君と
運命の出会いをする事になります。

 

そしてこの紹介する動画のステージに
2人で立つ事になるのですが、

レオンドル君が歌っていると
ドンドン涙声になっている様な気がします。

緊張のせいなのか、歌っている内に
フラッシュバックしたのか分かりませんが、

一生懸命トラウマを抱えながらも
歌っている姿に心を打たれてしまいました。

 

ここまでレオンドル君を支えてくれてたものとは?

ここまで酷いいじめに遭ってきた
レオンドル君ですが、
辛い時にこそ続けていた事があります。

それが今回の動画の基になっている
「ラップ」です。

どんなに暴力を振るわれても、
どんなに酷い事を言われても

ラップだけは心を許せる存在で
片時も忘れる事は無かったようです。

今回紹介するラップの歌詞にも
書いてあるのですが、

どんなに心にトラウマを抱えても
「みんな同じ」と思える心の強さが
全英が涙する結果に繋がったと思います。

 

また、レオンドル君を支えてきたのは
ラップだけでなく
相方のチャーリー君も同じでしょう。

レオンドル君とチャーリー君の出会いは
ネットに自作のラップを
アップしていた事がキッカケで、

即答で一緒にやる事を承諾しています。

その後に今回紹介するラップを
一緒に作る事になるのですが、

「いじめられる事」をすんなりと
受け入れてくれるチャーリー君の懐の深さは
大人でも持てる物ではありません。

「お互いの才能が引き寄せた」といえば
綺麗に聞こえますが、

実際にいじめ被害を受け入れない人が多いから
いじめは無くなりません。

 

相手が持つ心のトラウマを理解して、
なおかつお互いを認める事

 

言葉にすれば簡単ですが、
この動画を紹介した理由は

これを実践している人間が
私たちよりも幼い子供だと言う事が
大きな理由です。

この記事を見てくれている方々が
本当にこの問題を真剣に考えていて、

我が子を守る為に悩んでいるのであれば
この動画は見るべきだと私は思います。

 

この動画から私たち親が出来る事を考えてみる

今回の動画から何が学べるのか、
そして何が出来るのかを
ちょっとだけ考えてみました。

中には「綺麗事だ」とか
「知った風に言うな」とか
言われてしまうかもしれません。

けどこの問題は
子供や親だけの問題では無く、

社会全体で考えて行かないと
何も変わらず進んでしまうでしょう。

  • 子供の問題だから
  • そんなことじゃ大人になってからやっていけない
  • やられる方にも問題がある

この言葉が自然と出てしまう様では
まだこの問題を真剣に考えていない証拠です。

本当に些細な事でも
子供の心にトラウマを植え付けて、

最悪な場合、自殺までしてしまう事を
知らなければなりません。

実際に私自身も我が子が同じ目に遭うまでは
「他人の事」だと軽く考えた時もありました。

でも実際に我が子がその立場に経ってみると、
我が子が被害にあった内容も相当酷いもので

聞いているだけで具合が悪くなるような
感覚になります。

当の本人であれば私が感じた不快感よりも
さらに大きなストレスや心にトラウマを
抱えている事でしょう。

表には出しませんが、
被害から2年近く経っても
後ろから声を掛けてしまうと

人並み以上に驚きますし
笑顔もあまり出しません。

ご飯を食べているときは
美味しそうに食べていますが、
本当に心から笑っている様には見えません。

今でも我が子はトラウマと戦っているのだと
私は思います。

「トラウマ」に関する文献として、
2016年には東京成徳大学臨床心理学研究で

『過去のいじめによる心的外傷体験と否定的認知の変容に関する調査』(最終閲覧日 2018年8月26日)

が発表されており、そこには

  1. 268名の大学生を調査
  2. その中で95名(35%)が被害を受けた事があった(大半が小中学校に被害を受けている)
  3. 95人中37名(39%)が「PTSD」の基準に該当していた

以上の事が調査で明らかになっており、
長い間心にトラウマを植え付けて
苦しませる事が判明しています。

さらにこの調査では、

  • 特に自身と他者につながりがあると感じる自他連帯感を持つことによる効果が最も確認された
  • PTSD症状や否定的認知を持ついじめ被害者に対しては,周りの人々とのつながりを感じられる環境を作る

以上の対策が
「心のトラウマ」を解消するために
必要だと明記しています。

私自身の経験でも、
調査の結果にもあるように

子供が自身のトラウマを
カミングアウトできる様な
環境を整えてあげる事

が必要になると私は思います。

母親だけで無く、
家族全員でカバーできる様な
環境を作れたら最高ですけど

なかなかそうは行かないと思うので
「相談出来る環境」が一番良いと思います。

因みに先ほどの調査では
相談する相手が
「母親が70%」という結果も出ています。

精神論的になってしまいますが、
「他者との繋がりを大切にする事」

今の時代には必要なのではないかと
改めて思い知らされる内容となりました。

 

まとめ

今回は「心のトラウマを克服する」
というテーマで、

被害に遭った子やその家族に
是非とも聞いて欲しい曲(動画)を
紹介してきました。

今回紹介したのは
「Bars&Melody」の
「Hopeful」という曲。

被害に遭ってしまった子は
かなりの高確率で不登校なり
引きこもりなどの後遺症を負ってしまい、

心にトラウマを負って
生きて行かなければならなくなります。

この問題は周りから見えづらい事もあり、
簡単に見抜く事は出来ないでしょう。

 

しかし、我が子が将来を生きて行く為に
トラウマに縛られては幸せには慣れません。

このトラウマを断ち切る為には
家族が一丸となって守ってあげる事
必要になります。

今回の記事で
「東京成徳大学臨床心理学研究」の文献
引用させてもらっていますが、

「家族との繋がり」がトラウマを克服するのに
非常に有効な方法だと判明しています。

歌詞の最後にもある様に「希望さえあれば」
トラウマに悩まされる事無く

レオンドル君の様にスターダムに
のし上がる事も出来るのかも知れません。

 

「いじめ-ラボ」では
我が子のいじめの被害をベースに
役立つ記事を更新して行きますので、

良かったら1度読んでみてくださいね!

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少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

 

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長文になりましたが、
最後まで読んで頂き
本当にありがとうございました。

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