いじめの裁判で「親が受けた損害」を加害者側に請求するには

この記事を書いた人「はかせ」
詳細プロフィールはこちら
保護者がいじめに対処するための無料相談を実施中!
→『【完全無料】いじめ発生から裁判で勝つまでの「2年半」を凝縮した相談ページ

 

こんばんわ!

いじめーラボの管理人「はかせ」と申します。

 

今回の記事は「いじめ 裁判」というキーワードで私たち「親」の立場の人間が受けた損害を加害者に請求する方法をまとめていきたいと思います。

 

 

今回の記事のベースとなる内容は、過去の判例と私の子供自身に起きた事件を題材にさせて頂いています。

 

我が子の事件の内容は「暴力」「性的暴力」「カツアゲ」など複合的な内容となっていて、加害者側の家族が事実を認めようとしないので「裁判」で決着をつける事となりました。

 

※これから紹介する内容は事件の内容や裁判での審査によって変わってくるので、絶対認められる方法ではありません。

認められた1つのケースとして見てもらえば幸いです。

 

 

いじめはご存知の通り「子供同士」で起こるものです。

 

この問題によって受けた損害を裁判で訴える場合に「いじめ」と「損害」の間に因果関係が認められなければなりません。

 

さらに、子供がこの問題によって受けた苦痛を裁判で相手に請求する為に「証拠」をキチンと揃える必要もあります。

 

 

でも、この問題で私たち「親の立場」も損害を受けている内の1人でもあります。

 

・子供がクラスで仕返しを受けていないか

・学校で暴力を受けていないか

・家に帰ってきて子供がいないと急に不安になったり...

・夜寝ているときに自殺をしてしまわないか

・先生はちゃんと対応してくれるのか

・子供が家にいるから会社休まないと行けない(若しくは辞めなければならない)

・病院にも通わないと行けない

 

 

 

など、非常に多くのストレスを抱えながら子供の心のケアをしていかなければなりません。

 

なので、私たち保護者も裁判で「親が受けた損害」を相手側に請求していくべきだと思います。

 

 

「実際にそんなこと出来るのか!?」

 

 

実際に裁判を起こし、私たち「親」の立場がいじめによって受けた損害を裁判で訴える事は事実上可能で認められた例もあります。

 

例えばコチラ『平成16年(ワ)第748号 損害賠償請求事件』の判決では親が受けた損害を一部ではありますが認めています。

 

 

しかし、過去の判例を見ていくと親の立場で受けた損害が裁判で認められたケースは20~30%位でなかなか裁判では認められない事の方が多い様です。

 

 

では、子供がいじめを受けたことによって「親」である私たちも急な出費や精神的な苦痛などを受けているのに、損害が裁判で何故認められないのか?

 

認められる為には何が必要になってくるのかを「実際に裁判を起こした立場」から内容を調べていきたいと思います。

 

 

 

 

※この他にもこのサイトでは私たち家族が子供の被害を通して感じた事や学んだ事をベースにまとめていて、記事形式にして紹介しています。

 

もし、我が子が不登校になってどう守って行けば良いのか分からなくなった時にも、あわせて読んで頂ければお役に立てる内容となっています。

 

実際に裁判を起こしたり、弁護士や行政書士の方のお話を聞いたりと解決策に向けて取り組んできた事の内容を書いていますので是非1度読んでみてください!!

 

※いじめ問題と過去の裁判や判例についてまとめた記事はコチラ!!

裁判に関する記事 一覧

我が子の被害を基にまとめた記事 一覧

 

 

 

親が受けた損害を認めてもらうにはどうすれば良いか

先ほど書いた通り、いじめの裁判で物理的・精神的損害を認めてもらうには、「いじめ」「物理的・精神的損害」との間に相当な因果関係が認められなければなりません。

 

しかもその証明を自分自身で証拠として集めていかなければならないのです。

 

実際には集めると言っても1から作るのではなく、学校との話し合いの内容やアンケート内容などの報告書から読み取って裁判で審議していく事となるでしょう。

 

 

実際に親が受けた損害を裁判で訴える場合も同様です。

 

 

ただ、この問題は多くの場合「子供 対 子供」の関係で成立する問題である為、「いじめ」によって「親が受けた損害」を証明することは予想以上に難しいです。

 

あくまでも「親」の立ち位置は「第三者」になる為、直接的な損害を受けた事を証明する事は難しいのです。

 

 

では、どうすれば良いのか??

 

 

そのポイントとは「学校」の対応がカギになると思われます。

 

学校の対応を味方に付ける事でこの問題の情報が我々に入ってくる事になり、事実の把握が出来る様になります。

 

また「相手保護者への対応」が見えてくるので、「親が受けた損害」を裁判で立証する時に役立つでしょう。

 

 

 

では次の内容で「親が受けた損害」を裁判で認めてもらったケースをまとめていきたいと思います。

 

 

 

裁判で「親が受けた損害」を認めてもらったケース

ここでは我が子の実体験を基に、裁判で「親が受けた損害」を認めてもらったケースを紹介して行きたいと思います。

 

 

先ほど「いじめ」は、

 

・「子供 対 子供」の間で起きる

・「親」の立場はあくまでも「第三者」

 

であると書きました。

 

基本的に問題は子供間で起きる事なので親が受けた損害(慰謝料)を請求する事は例外として捉えられているそうです。

 

仮に認められたとしても、実際の損害とは別なので100%認められるとなるとさらに難しくなる事が予想されます。

 

過去の判例で気になる内容があったのでそれを基にまとめていきたいと思います。

 

 

 

親が受けた精神的損害の「程度」をどう証明するのか

「親が受けた損害」を裁判で認めてもらう為には子供の損害と同じ様に「精神的損害の程度」が重要になります。

 

今回リンクしてある判決では次の様に裁判長が述べています。

 

原告Bが原告Aの親として本件各不法行為や統合失調症の発症により,
自らも精神的苦痛を被ったことは認められるけれども,それが生命を害さ
れた場合にも比肩すべき苦痛であるとまではいえないから,これに対する
慰謝料を求めることはできない。

 

引用元:平成16年(ワ)第748号 損害賠償請求事件

 

この判決では「親が受けた損害」が「被害者(いじめられっ子)が生命を害された場合」と同じくらいの損害を受けたかどうかが判断の基準となると述べています。

 

精神的な損害の場合は判断しにくい側面を有していますので、子供の時はもちろん親になれば証明する事は一層難しくなるでしょう。

 

 

今回の事例とは関係の無いケースにはなりますが、事故で胸より下が麻痺してしまい日常生活をするには相当な時間が掛かり介護が必要として被害者の妻と娘に対して近親者固有の慰謝料として支払いを命じた判例があります。

 

親だけで無くその子供にも固有の慰謝料として認められている判例があったので紹介しました。

 

 

 

親が受けた物理的損害の「程度」をどう証明するのか

先ほどの精神的な損害の場合とは別に「物理的な損害」となれば比較的証しやすくなると思います。

 

先ほどの判例を例に挙げさせて頂きますが、

 

・子供が統合失調症になったために介助する必要があった事

・そのために会社をかなりの時間日数を休まなければならなかった事

・実際に病院に通うために掛かった費用

 

以上の点が「親が受けた損害」として裁判で認められた内容となっています。

 

いくら損害が認められるとはいっても100%では無く7割減された金額しか認められなかったようです。

 

 

 

私たち家族の場合はどうだったのか

私たちのケースはと言うと、実際に認められたのは「逸失利益」と「治療費」に当たる部分のみでした...。

 

やはり我が子が受けたいじめで親が精神的苦痛を味わったとしてもそれを立証するのは非常に難しく、不登校になったり情緒不安定になったせいで不眠症になったとしても認めてもらう事は出来ませんでした。

 

・「逸失利益」は我が子が不登校や情緒不安定になった事で会社を休まなければならなかった日数

・「治療費」はそのまま我が子を治療する為に掛かった費用(ほとんど元は取れません)

 

雀の涙程度でしたが、裁判でいじめが陰湿である事と加害生徒家族の対応が妥当で無い事が証明出来たので気になりませんでした。

 

 

 

いじめの裁判で「親が受けた損害」を加害者側に請求するには まとめ

今回の記事は「いじめ 裁判」というキーワードで、実際に裁判で「親が受けた損害」を認めてもらうにはどうすれば良いのかをまとめてみました。

 

 

裁判で認めてもらうには難易度が高く、仮に認められたとしても100%認められるにはそれ以上に難しくなる傾向がある事が判明しました。

 

 

その原因としていじめは本来「子供 対 子供」である事が起因し、親が損害を受けた事を立証するには限界がある事が影響しています。

 

 

親が受けた損害を泣き寝入りしない為に出来る事は無いのだろうか!?

 

 

対策として我が子が受けた被害がどれほどなのかをキチンと立証する必要があるでしょう。

 

例えば子供達に関する情報や事情聴取も全部学校が持っています。

 

我が子が受けた損害を学校と共に証明していく事で親が受けた損害も明らかになるハズでしょう。

もちろんどれ位の損害になるかの判断は弁護士がしますので、実際に相談していく事になるでしょう。

 

 

最終的に裁判を勝つためには「情報」をどうやって手に入れるかに掛かっています。

 

「誰に」やられたのか

「いつから」始まったのか

「何処で」いじめられたのか

・いじめの内容は「何」だったのか

「なぜ」自分が標的になってしまったのか

「どのように」問題を解決したいのか

 

をベースに事実確認を進めて、その情報を形(写真や書面)で残す様にしていきましょう。

 

 

裁判では「証拠」が命になります。

逆に言えば「証拠」が無ければ請求が正論だとしても裁判の判決では棄却されてしまう事にます。

 

学校との連携や裁判を起こす時のポイントを「実際に裁判を起こした」私たち家族がまとめた記事も合せて見てもらえると裁判の実状がより理解しやすくなるでしょう!!

 

 

 

いじめが起きてから裁判で勝つまでの経験を元に相談コーナーを実施中!!

 

この記事で書いた事や「いじめ-ラボ」でまとめている内容は私たちの子が実際に受けたいじめをベースにまとめています。

 

さらにこの記事を読んでいるあなたをはじめ、今現在いじめで悩んでいる方々に少しでもお役に立てれる様に日々勉強をしています。

 

そこで今回このサイトでは記事の紹介だけで無く「これからどうやってこの問題と向き合って行くか、分からない事」などについて随時相談を受け付けております。

 

  • 我が子にいじめが発覚して、これからどうして良いのか分からない
  • 学校がキチンと対応してくれなくて不安だ...
  • 子供の様子がいつもとおかしい
  • 誰にも相談出来なくて、今の気持ちを聞いて欲しい!

 

など、私たちの経験を基に記事に書いていない事なども答えられる範囲でお答えします!!

 

※質問やお問い合わせはコチラ!

【完全無料】いじめ発生から裁判で勝つまでの「2年半」を凝縮した「いじめ-ラボ」相談ページ

 

 

長文になりましたが、最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました